PiPi's World 投稿小説
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No81-11/11 21:33
?/悠
F900i-1dAQtBmq
君が好きで
好きで 好きで
大好きで
僕は君にさよなら言った

あなたが好きで
好きで 好きで
大好きだから
私は 静かに見送った
No80-11/11 18:41
男/戦人
D901i-Ap5NVC11
「今まで本当にごめんなさい」
大喧嘩した後に僕にそう告げて君は僕のもとから去って行った
違うよ
そんな言葉が聞きたかった訳じゃない
君と一緒に居たかっただけなんだ
No79-11/11 15:21
女/まお
D900i-m8/X6SlV
何度
「愛してる」と
言われても
あなたが
そばにいなければ
意味がなかった

何度
「会いたい」と
言われても
あなたの
優しい手の温もりが
ほしかった

おしゃべりだったあなたは
いつのまにか
無口になって
嫌いだったコーヒーを
飲めるようになっていた

減っていく電話代が
二人の気持ちと
同じような気がして

口べただった私は
いつのまにか
おしゃべりになって
大好きだったシュークリームも
食べられなくなっていた

何度
「愛してる」と
言ってもだめだった

何度
「会いたい」と
言ってもだめだった
No78-11/11 10:36
女/光波街
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不安に押し潰されそう

無くなるかも知れない
あたしたちの居場所


あの人がどうかなっちゃったら
そう思うと夜もちゃんと眠れないの


あの人のために出来る事は何?
その想いを込めて告げた事


でもあの人は笑顔で

〜心配してくれてありがとう〜

〜でもだいじょうぶだよ〜

〜もうすぐいつも通りになると思うから〜


あたしの事を気遣ってそんな言葉をくれたのかなんて

そんな事は分からないけど、あたしはあの人を信じて隣にいるだけ


それが唯一、あの人に出来ることなんだね
 
No77-11/11 09:18
女/木蓮
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一面に広がる白銀の世界

太陽から照り付けられた陽射しを受けキラキラと輝いている

まわりの山々の雪化粧を見下ろしながらパウダースノーに飛び込む

どんどんスピードを上げ

冷たい風が私の頬を吹き抜けて行く

ターンのたびに舞い上がる雪けむりに胸を踊らせて

まだ誰にも描かれていない真っさらな斜面に

自分のシュプールを刻み込む

飛び上がった私の体が一瞬風になる…

このまま風になれたらいいのに…

そして私は地上に降り立つ…
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