PiPi's World 投稿小説
[編集|削除|古順]
[戻る|前頁|次頁]

No914-06/29 00:10
男/賢
P901i-oDey9rh2
人は誰も
人生という
飾り気もない舞台の上で
精一杯演じてる

台本も無い

なりきる役は自分
自分を演じる自分
それをまた演じる自分

決められた衣裳を着て
その上に着ぐるみを着て

水にとび込んで
飛んで乾かして

みんな演じてる
自分を演じてる
No913-06/28 20:11
?/カルアミルク
SN32-vx7tIVWd
動き出せ

ほら
期待されてるんだ

期待されるなんて素晴らしい

ほら
出来るだろ

そんなプライドなんて
何の飾りにもならない
怖がるプライドなんてプライドじゃない

限界まで
後悔なんてなくなるから

ほら動き出せ
No912-06/28 19:08
男/マコト
F901iC-U8KUhpGc
どうして
上手く歌えない

あんなに
好きだったのに

時間のせいか
環境のせいか

おぼろげな
詩とメロディーが
頭の中で
繰り返されるだけ

なんだか
頑張っても
思い出せない

そんな気がする

忘れたはずの歌は
このままには
できないと
わかってるけど

忘れてしまったんだよね
過去の自分ごと
消し去ってたんだ

そんな
大切な物を
簡単に
No911-06/27 22:02
女/楽
P901iS-35LCezHl
  『飴ト鞭』                 甘い甘い飴を頂戴
何もかもどうでも良くなってしまう程の
甘い甘い飴を頂戴
傷も悪夢も忘れさせる程の甘美な飴を

そして気付かぬうちに泥沼で溺れ
全てを失くしてしまう私に
最後には鞭を――。
No910-06/26 20:38
女/稍(やや)
SN25-uvrABlXC
「ほかの男の隣で今も」

あなたとさよならしたことを
悔いたりはしない

あなたを傷つけたことも
あなたを失ったことも
あなたにもう会えないとしても
たとえあなたに憎まれていても


ただいつも思うのは
あなたとの想い出を
傷つけたことだけ

もっと別な終り方が
有ったんじゃないかと思うだけ

ほかの男の隣で今も




(元彼に捧ぐ鎮魂歌(?)みたいなモンです^^;)
<戻る|前頁|次頁>