PiPi's World 投稿小説
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No242-01/20 13:09
男/賢
P901i-oDey9rh2
握手のために差し出す右手
その細い指
さっきまで

アイツの指と絡んでいた指
見ないフリして
お辞儀だけした

「はじめまして」

本当は
僕にとっては
初めましてじゃなかったけれど

もう一方の手の指の
指輪の光が痛かったから

振り返ってから
つぶやいた
自分にだけ聞こえる声で

「さようなら」
No241-01/20 01:00
?/マリアナ
TS32-rkWOludG
〈愛してる…〉

いつものテンションじゃ絶対言えない言葉。
だけど何よりも心から伝えたい言葉。

だから、言うのは君を恥ずかしめている時だけ。

吐息の熱に浮かされた君は、そんな囁きにすら恥ずかしそうに溜め息を漏らす。

君がそうやって恥ずかしがるおかげで、僕の照れくささも和らぐから。

だから君にこの気持ちを伝える時は、

君が僕の腕の中で

熱く熱く

鳴いている時だけ
No240-01/19 23:24
女/苑寿
N900i-Jaqmc1as
両親に手を引かれて歩いた道
友達と一緒に走った道
独り、歩いた道
貴方とともに歩く道
1本の道は
時を乗せて
人を乗せて
未来へと続く
No239-01/19 23:16
女/木蓮
P902i-3eLWE.NG
あなたが居てくれて良かった

こんなにも私の世界を変えてくれて
私の視界は色鮮やかになったから

君が居てくれて良かったと

いつかあなたにもそう思ってもらえるような存在に私もなりたい

だから頑張るよ……
No238-01/19 23:00
女/由香
KC33-rvTQ31Fv
好きな人が傍にいるだけで、ドキドキする私…

心臓の鼓動が聞こえてしまうんじゃないかと…

でもその人には彼女がいる…
私の完全な片想い

多分、叶わぬ恋…
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