PiPi's World 投稿小説
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No357-01/31 22:21
女/木蓮
P902i-3eLWE.NG

あなたは寒さに震える子猫のように
哀しみや孤独を一人抱えていた

そんなあなたの心の闇に気付きもせずに愚かな私

あなたの胸に深く刻まれた傷を
同じだけ
どうか私の胸にも刻ませて?

一人で逝かないで下さい
どうかこの手をとって下さい


もう一度
あなたの温もりに触れさせて下さい
No356-01/31 21:42
女/沙耶
TS32-i0o94RxX
こんな朧(おぼろ)月夜は
貴女に似合う柔らかな闇が辺りを包む

こんな暖かな日は
貴方に似合う柔らかな陽射しが辺りを包む


2人は
温かな雰囲気に包まれたお互いをぼんやりと想い
でも、
それを告げることは無く、
ただ、想うだけ

付かず離れず
差し障りのない関係

近付けず離れられず
怖々と


近付いては離れてゆく
それはまるで、月と太陽のように

不器用な、少年少女の話


(はぁ、センスの無さι)
No355-01/31 21:11
男/戒狷
SH251iS-j5RuOICn
机の棚の一番奥に古びた手紙が入ってた

真っ赤な夕日に照らされたソレは

赤く染まって時間の経過を強調しているみたいだよ

君の視点のその文は
まちがいでは無く
ほんとの僕で

誰よりも僕を理解していた君の存在が
痛い位に心を刺すんだ

もう二度と会えないだろうと思う気持ちと

手紙の中での君との距離が
なんだか妙に対極的で
余計に後悔と悲しみを
助長きてしてほんと参るよ

君以上の女見つけて
こんなの忘れて
捨てちまえ
なんてね
みんな 嘘

嘘付けないほど
愛した君へ

情けないぞと
笑ってね
No354-01/31 19:36
女/木蓮
P902i-3eLWE.NG

君が光なら僕は闇
君が太陽なら僕は月

いつも正反対な僕たちは
全く違うようだけど

実は紙一重

どちらが欠けても困るんだ

僕らは居る場所は違うけど
必ずどこかで繋がっている
少なくとも僕はそう思う
そう思いたいんだ
No353-01/31 18:52
男/戦人
D901i-Ap5NVC11
何故生物は死を恐れるのか?

ただ存在する前に戻るだけなのに

自分と言う不確かなモノにしがみつき

時に喜び

時に怒り

時に悲しみ

時に傷つき

時に傷つけ何故存在し続けたがる?
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