PiPi's World 投稿小説
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No469-02/09 07:40
女/木蓮
P902i-3eLWE.NG

君と手を繋いだあの日

僕の色褪せた世界に輝きが戻った

忘れていたよ
こんなにも温かいものがあることを

だから
決めたんだ

この繋いだ手を離さない
君を
君の心を離さない



君を抱き締めてもいいですか?
No468-02/09 01:24
女/沙耶
TS32-i0o94RxX
『空は広過ぎてどこまで見たらいいのか分からない』

いつもそう言った

『こうしてみて』

君が教えてくれたおまじない

空に掲げた、
両手の人差し指と親指で作った三角形


僕たちのスペース


『ね、綺麗に見えるでしょう』

君と離れてしまった今も、
三角を作れば思い出す
あの頃よりは幾分、色褪せてしまったけれど


少年だったあの日の、
切り取られた透明な青を

僕はずっと忘れない
No467-02/09 00:16
男/賢
P901i-oDey9rh2
貴方だけ見つめてる
なんて
そんなこと言わないで

空の色
花の形
虫の姿
星の光
それに
人の笑顔

僕の好きなもの

そういうものも
ちゃんと見て
No466-02/08 23:32
男/戒狷
SH251iS-j5RuOICn
三ツ星に隠れた
小さな星の塊が
今日は綺麗に見えるからゆっくり歩くと決めたんだ

そしたら空が広がって
小さな光が
僕を呼んでた事に
気付いたんだ

もし僕がいつも通り歩いていたら
もし僕が空を見上げてなかったら
もし僕が君の存在に気がつかなかったら

それでも君は光りを忘れやしないだろ
それでも君は語り続けるんだろ
いつでも君は側に居たんだろ

君を見つめたこの瞬間に永劫の時間と
一瞬の出会いに感謝した

別れることは辛いけど
僕等はそうした別れが無いと
新たな出会いを見出だすことが出来ないね
No465-02/08 23:29
女/苑寿
N900i-Jaqmc1as
その小さな背中に
どれだけの物を背負ってきたの?
その小さな胸に
どれだけの事を抱えてきたの?

周りと戦い
自分と戦い
たくさんの傷を作り
それでも大事に守っていたんだね


いいんだよ
そんな時は全て投げ出してしまえばいいんだ

投げ出す事で何かを失ったなら
投げ出さなければ手に入らなかった物を
たくさん手にすればいいじゃないか

ひとりじゃ難しいなら
僕も手伝うから


だってその為に僕が居るんだから
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