PiPi's World 投稿小説
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No479-02/11 01:30
女/音藤 紫
P902i-KwZQk5BB
心も体も
両方の苦しみを癒してくれるあなた

私は病み付き

暖かくて
時には冷たいけれど
私には欠かせないの

ずっと側にいて
私をあっためて


愛情をたっぷり注いであげるから





北海道の冬の夜には欠かせません…湯たんぽ。癒される…(_ _).oO
No478-02/10 22:57
?/悠
F900i-1dAQtBmq
『むかぁ〜し、むかし。あるところに……』

あたたかな布団の海に
私をふんわり包みながら
母が聞かせてくれた
やさしいおとぎ話

あぶくになったお姫様
絨毯にのって空を飛び回る男のコ
夢の中で私はなんにでもなれた
永遠に続く物語


今では聞くことはできないけれど…
次は私が紡いでいこう
小さな家族の為に
永遠に続く物語りを
No477-02/10 00:51
女/沙耶
TS32-i0o94RxX
一面の銀世界
キラキラといつもの道を輝かせる無垢な白


キンと澄んだ冷たい空気を吸い込んで
凜とした横顔に声をかける
ツンとした君はそっけなくあしらう

いつものバス停
いつもの寒そうな君
いつもと違う一面の銀世界で


『隣座っていい』

『…どうぞ』


相変わらずツンとした君の隣に座り、
寒さにスンと鼻を啜った


キンと澄んだ冷たい空気の中

僕たちの周りだけ、
ジンとした温かさに包まれている気がした
No476-02/10 00:00
?/悠
F900i-1dAQtBmq
眠れない夜の素敵な魔法
ホットミルクに
たぁ〜っぷりのお砂糖

シナモンを少し浮かべて
読みかけの小説を片手にゆっくり飲んでく

ほら、ね。

ガラスでできたお月さまが
卵焼きみたいにふんわりやさしいいろにかわる
くすぐったそうにうでを広げる夜の空を
きんや銀、たくさんの宝石でかざりつけた
お星さまの汽車が
私をゆめの世界につれていってくれる

寂しい夜の不思議な魔法
No475-02/09 22:56
?/悠
F900i-1dAQtBmq
白く白くただ白く
君に降る雪は
どこまでもどこまでも温かく
君を包むから
君はその場でうずくまり
刹那の夢に酔いしれて


白く白くただ白く
君を包む雪が
いつまでもいつまでも冷たく
君を隠すから
僕はそこから動けずに
天を見上げてただ祈る


強暴な太陽が
白い夢からゆっくり醒めた時
君が一緒に溶けてしまわないように
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