PiPi's World 投稿小説
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No889-06/19 19:43
カルアミルク(SN32)

泣きたいのに
涙がでないんだ

壊れたのかな

あぁきっと
僕の中の
水分不足だろう

こんな時に限って
困った奴だな

こんなに悲しいのに
涙がでないんじゃ
処理しきれないよ

あぁ何に吐き出せば
この気持ち
どこかへ行ってくれるのかな


やっぱり涙じゃなきゃだめだ

助けて…涙




『助けて…涙』を使いたくって…!
すみません(^_^;)
No888-06/18 19:45
マコト(F901iC)
何か
一つだけでも
誇れるものが
欲しかった

古いものに
すぐ
諦めをつけて

僕は
焦ってた

たまには
笑ってみようか
こんな滑稽な
僕自身を

そうすれば
捨てたもの達に
少しは
お詫びできるかもね

そんな馬鹿なことを
考えても

やっぱり
焦ってばかりで
ちっとも

笑えやしない

やっぱりまた
同じことを
繰り返すだけ
No887-06/18 18:02
カルアミルク(SN32)

悲しくなるからやめて

なんで見ず知らずの私を食事に誘うの?
家では家族が待ってるんじゃないの?
今はもう十時すぎだよ
誰も家で待っていないの?

おじさん
私どう見たって十代だし
勉強で忙しいの
あんまり綺麗だったからって
見えすいた嘘をついて
つけてきて
下心見えてるのよ

そんな事に幸せはあるの?


違うの?

もしかしてご飯一緒に食べる人もいないの?

おじさんなのに
家族…いないの?

悲しくなるからやめてよ
No886-06/18 15:01
るな(F902i)

爽やかな風吹く
休日の午後

遠くに聞こえる
子供達の声

窓の外を眺め
流れる雲を見つめる

目を閉じると
忽ち辺りは暗く
少しばかりの
不安に襲われる

誰もいない世界に
ポツンと一人
取り残された様で
不安で寂しくて……


右肩に微かな重みを感じ
目を開け振り返ると
そこには笑顔の君がいて

『大丈夫だよ』

そう呟いた


爽やかでポカポカ陽気の
休日の午後


これからもきっと
こんな休日を
過ごすんだろうな……
No885-06/18 11:22
悠(F900i)
私の頭はあまのじゃくで
忘れようとするたびに

綺麗な思い出だけ

胸に溢れさせて

逢いたい夜には

夢の中でさえ

笑顔も

仕草も

愛した記憶さえ

像を結ぶことを許さない

私にできるのは

この胸の切なさを

ひっそり抱いて

涙を流すだけ
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