PiPi's World 投稿小説
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No567-04/20 21:45
コルト(TS3H)
「人間なんか早く滅びねーかなーって昆虫その他生物は思ってるんだろうね」

ふいにつぶやいた君は
這うミミズを遠くになげた

「でも人間が滅びるまで
昆虫その他生物は苦痛に耐えるんだろうね」

自己中心的思考が最早世界標準的思考に世界国民投票で見事64億対1で勝ったような世の中なのだから

「世の中に革命家は一人でいい
そしてその革命家は
世界最高位の自己中でなければならない」


そういって
世界64億分の1の君は
アリを踏み潰した






変なポエムになってしもた………
No566-04/07 22:50
名前無し(TS39)
「永遠に一緒」
約束した
「ずっと好き」
語り合った

嘘になったその言葉。

「いつまでも親友ね」
誓い合った
「私は君の味方です」
慰められた

消えてしまったその言葉。


涙を無くした魚の様に
愛を忘れた人形の様に

人ごみをすり抜け歩いていく。

ほら、誰かが居なくなったって、泣けない、泣かない。


こんなに狭い箱庭で
これだけ沢山人がいて

なのに、孤独を抱えてて

落とした絆も見つからなくて、ギシギシ胸が痛むんだ。


だから、世界は軋んでく。


「誰か応えて」
No565-04/04 14:08
コルト(KC39)
言の葉は
傷付けるも慈しむも
殺すことも出来る便利な武器だ

すこし声上げれば
ある人の印象が決定され
すこし声掛ければ
無限の勇気になりえる
すこし殺意を持てば
簡単に人を死に追いやる

だけど言の葉は
失敗することは許されない
すこし掛ける言葉を間違えれば
無限の矛は自分に刺さるだろう
No564-04/04 01:51
賢(P901i)
君がなんの気もなく
かるく放つ
ひらがなの「すき」に
たやすく踊らされた

何度も書きなおした手紙
でも出せなかった手紙

「好き」の二文字は
字が下手な僕にしては
綺麗に書けていた

思い出と言えば
聞こえはいいけど
ただの後悔と
言えなくもない

ひらがなの「すき」だけど
その響きだけで幸せだった
No563-03/30 19:42
作者S(N902i)
ずっと好きだったんだ
キミの言葉
 
私も
 
いつでも心にキミがいた
ずっと忘れられなかった

 
だけど
 
『今』を壊す勇気はなくて
『過去』に戻る術は知らなくて
 
結局選んだ
さよなら

伝えることはないけれど
 
ずっとキミが…好きだった
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