PiPi's World 投稿小説
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No717-10/27 15:48
クレイモア(HI37)
「おい…パンツ見えてるぞ」
「いいもん、見せパンだもん」

――見せパンだからって、見せていいわけじゃないだろう。
そんな俺の気持ちなどいざ知らず、あいつは人通りの中を踊り続ける。

――仕方のない事かもしれない。
あいつはバレリーナ。何年もそれを続けてる。
小さい頃から、スカートが翻るのも構わず大胆に回り、何百人もの観客が見ているにも関わらず、大きく足を開く、上げる。
だから、きっと羞恥心なんか忘れてる。

あいつは、それで構わないかもしれない。
羞恥心なんてあったら、大胆な踊りなんてできないだろうから。

――でも。それだと。

見たくなっちまうんだよ。俺の前で全部さらけ出して悶える姿が。

抑えられなくなっちまうんだよ。散々鳴かされて、あられもない姿で恥ずかしがるお前を見たいって衝動が。

「…ん?どしたの?」
「いや…」

――このままだと。

「…なんでもねぇ」

――お前を求める、獣になっちまう。


パンツで繋げるの、苦労した……次は、『獣』で。
No716-10/22 22:08
ゆう(PC)
久遠さん、被ってしまいましたねf^-^;
前から気になっていたのですが、ここは「しりとり」ですよね?
指定の語句は、それを「テーマにした物語」という意味なのですか?
ずっと、「指定の語句からはじめる」意味だと思っていました;
どっちでもいいのでしょうかね?
スレ主のリンクさん、もし見ていたらご返事いただければと思います。

で、次の指定は「パンツ」でいいのでしょうか?(笑)
No715-10/22 21:47
久遠(HI38)
すみません(^_^;)
被ってしまいましたね;
No714-10/22 21:45
久遠(HI38)
スコーン!

小気味よい音とともに、十本の白いピンが真ん中から崩れた。
「これで五連続ストライク……お前はバドミントンだけじゃなくて、ボーリングも得意なんだな」
椅子に座っている男が、連続でストライクを叩き出した男に言う。
「得意なのではなく、物理的に可能なだけだ。十本のピンが全て倒れるように力が加わるようにボールを転がせば、必然的にストライクは出る。
もちろん、ボールの軌道上にゴミや出っ張りなどがあれば、軌道に誤差が生じてピンは全て倒れないこともある。だが、ここはボーリング場。ゴミなどが出ないように清掃されているし、出っ張りなどもってのほかだ。
それに、レーンに印がついており、真ん中を転がすのは容易い。よって、ストライクを出すのはごくごく簡単な事だといえる」
「………理系が苦手な俺に、お前の言葉は頭が痛いよ…」
男はそう言うと、タバコを取り出して火をつけた。
「それはそうと」男が六度目のストライクを出す。「君は『たまには外で運動でもしろ』と言って、半ば強引に僕を連れ出した。運動ならバドミントンをしているにも関わらず、だ。
運動というのは単なる名目で、何か話があったんじゃないのか?」
「相変わらず鋭いな…」
No713-10/22 21:42
ゆう(PC)
すみません、ツッコミを入れていたら自分のを指定し忘れました↓↓
「パンツ」でお願いします♪
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