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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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ネット-1

ちづるはスマホで依存症のページを読んだ後に思う。

 、、やっぱり、、、控えよう。

依存症になっちゃったら、怖いし。

週に1回なら、大丈夫かな?

、、、あれ? それはSEX 出来ない女の人の話? だっけ。

私は、タクミ君とSEX してるから、、。

 しない、のが普通、、なのかな。

 、、、うん。 そうだよね 。

   決めた。

   もう、オナニー、しない。

 ムズムズしたら、タクミ君に、来てもらおう。
今だって、週に1〜2回はSEX してるんだから。 

    きっと、大丈夫。

    もう しない !

そう決意して、布団に入り眠りについた。
それからまた、タクミは泊まりにきている。
生理の時以外は、SEX をしていた。
ちづるは本当は、また綿棒を使いたかった。

しかし、タクミの言葉を思い出す。

『それ本当、、変態だから ね?』

 使いたい、と言い出すタイミングを逃してしまった。
そして、こう考える。

『今日まではかわいいって言ってくれてるけど、明日になって、気持ち悪がられたら?』 

そう考えると、悲しくなる。
ますます綿棒を使いたい、とは言い出せなくなった。

  『普通は、、、』

これをよく考えて、行動しようとしていた。

依存症、という言葉を検索して、オナニーをしなくなってから10日ほど過ぎた。

 金曜日。
タクミは男友達と、ご飯を食べに行っていた。
ちづるはその事を知っていて、明日の土曜に会おうね、と約束をしていた。

ご飯を食べ終わり、お風呂に入ってパジャマになって、悶々としていた。

茶色のソファーに座り、ぼーっとしている。
 綿棒を、使いたくてしょうがなくなっていた。

 考えない、、って思うと、、、

          したくなる 。
  
        どーしよー 。

  タクミ君は いないし、、。

 、 、 、 、  、 

、 、 、 テレビでも、観よ 。

 お笑いとか、やってないかな 。

  リモコンでチャンネルを回す。
  面白いものはやっていなかった。

 夜のニュース番組をぼーっと観る。

 気がつかないうちに、始めてタクミが綿棒を使った時の事を思い出す。
  その後に、自分でクリを弄りながらSEX をした時の事を思い出す。

 、、、あれ ? 
       また私、考えてた!? 

  ダメ   考えない ! 

 、 、 、 、 、 

       雑誌でも 読も 。

  本棚のから雑誌を取り、
ソファーの上で体育座りをして、ファッション誌をパラパラめくり眺める。

「あ、このスカートかわいー、、、。
  どこのお店のだー ? 」

 パラパラ雑誌をめくる。
 メイクアップ特集のページになる。
 雑誌にこう書いてある。

《メイク術!
難しい箇所はコレを使おう!》

綺麗なモデルが目を片方つむり、目に綿棒を当てている。

「、 、 、 、 、 。」

ちづるは雑誌をパタンと閉じた。

「、 、 、寝よっ かな 。」

 時計を見ると12時をまわっていた。

「タクミ君は、朝まで遊ぶのかな、、。」

スマホのラインを見る。
タクミとのトークページを見ると、前回話した内容のままだ。

  またメッセージ入れたら、 、

タクミ君は優しいから、行く、とか、言うかもしれないよね 。

 、 、 今日は
   メッセージ いれないでおこう。


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