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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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友達 2-1

2時間ほどして健は帰った。
夕方の5時。
健がタクミの家を出ると、タクミはすぐにちづるにラインを入れた。

【ビックリしたわー。
健にちょっと、聞いたよ?】

と、入れたがなかなか既読がつかない。
6時になって既読がつき、返信が入る。

【私もビックリした!
健くんと、お友達だったんだね。】

【うん。ちづちゃん、店長だったんだね。
全然、働いてる所、イメージ出来ないんだけどw】

【そんな日々も、ありましたねぇ。】

猫が、ほっこりとお茶を飲んでいるスタンプが入る。

【働いてる所に、戻ろうと思わなかったの?】

【んー、、一緒に働いてた人がそんな話も、してくれたんだけど、、。
断っちゃった。】

【なんで?】

【まぁ、色々。
理由は1つじゃないんだけどね。】

【え、気になる。】

【1つは、アパレル、、、
合わない(笑) 】

【店長までやってたのに?】

【本当だよね( ̄▽ ̄;)
でも本当、会議の前に吐いちゃったりしてたし。女だけの職場は、色々あるんだよ。
知可子、、健くんのお姉さんとは仲良くなれたけどね。】
 
【ストレス?みたいな感じか。
そーなんだー。
あとの理由は?】

【あとは、、、
私、今パートしてる所、求人とか見た訳じゃないの。
パートの募集って、お店に貼ってある所多いでしょ? 
だからちゃんと、リサーチしたの。】

【で、今の職場、バーミーが気に入った、みたいな?】

【そう! 
アパレル、なんてゆーか、私はしっくりこなかったのかも。  
前から飲食店で働きたいなって思ってて。
まだバーミーは働いて短いけど、思ってた通り楽しいよ。
大人も子供も、美味しいもの食べて笑顔になる所みると、幸せな気持ちになる、っていうのかなー。】

【んー、、、
分かるような。分からないようなw
理由はその2つ ?】

【もう1つ!
コーヒーの香りがする所で働きたかった♪
あとバーミーは働いてる人が、いい雰囲気なんだよね。店長さんも癒し系だし。】

【店長は男? 女?】

【男の人。 40代、かな。 
おっとりしてる人なの(^o^)】

【そーなんだー。】

【ところでタクミ君、今日ご飯食べにくる?】

【さっき、コンビニでおにぎり買っちゃったー、、。】

【そっか!テスト中だよね? 
頑張ってね♪】

【うん。
あー、でも、おかず、何?】

【今日のおかず? 
筑前煮〜♪ あと、豚汁とか(^o^)】

【じゃーやっぱり、行く。】

【おにぎり平気? 
明日の朝食べれば大丈夫かな?】

【うん。シャワー浴びてから行く。
7時すぎ、かな。】

【分かった(*^^*)待ってるね♪】

猫の、バイバイのスタンプが入った。


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