生霊
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「こ…これが…鈴木先輩の…その…お家…なんですか…?」 「そうよ。驚いた?」 先輩の家は赤かった。 壁の色がほんのり赤っぽい…とかじゃない。 屋根も、壁も、塀も…驚いた事には庭の物干しや玄関前の飛び石まで…全てが血のような真っ赤な色だった。 閑静な住宅街の中、それは異彩を放っていた。 いや、むしろそこだけが異次元だった。 「…とても個性的なお家ですね」 「はっきり言いなさいよ。気持ち悪いって」 「す…すいません…」 「どうして謝るのよ」 「いや…その…」 「…まあ良いわ。人からどう思われようと構わない。これは悪魔から家を守るために必要な事なの」 「悪魔…?」 「そうよ。我が家に取り憑いた恐ろしい悪魔…今はもう居ないけれど、思い出しただけでも背筋が冷たくなるわ…」 そして先輩は聞かせてくれた。 恐ろしい悪魔の話を…。
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