モンスターハンター 1
この世界のルール
狩るか狩られるか、ハンターと呼ばれるものたちは己の力を技を磨き巨大なモンスターに挑むのだ
とある街
大きな街には必ずあるもの…それはハンターズギルド、今日も己の力を磨くため多くのハンター達が集まる
「あ、これうまっ!」 ギルドの酒場で一人の青年が昼食をとっていた。青年の名はフリム=アリテッド、つい先日この街に着いたばかりのハンターだ。彼は酒場の日替わりランチ【Aセット】に舌鼓をうちながら、これからやるべき事を考えはじめた。 (えーと、特にめぼしいクエは無かったし、あとは・・・)
〜5分後〜 フリムは考えたすえ、鍛冶屋にいこうか日替わりランチ【Bセット】に挑戦すべきか悩んでいた。 (うーん、鍛冶屋は明日にも行ける・・・けどBセットは今の俺じゃないと食えない!!いや!食わなくてば!!俺は男から漢になる!!) フリムはとてつもなくどうでもいいことを真剣に悩み、とてつもなくどうでもいい答えを導きだした。
フリムは勢い良く席を立ち、カウンターのウェイトレスに叫ぶ。 「お姉ちゃーん!!Bセット1つー!!」 「うおっ!!」 するといきなりフリムの後ろの席で叫び声が聞こえた。
しかしフリムが気にせず席に着こうとすると、後ろから急に肩をつかまれ怒鳴られた、 「おいこらてめえ!!こちとら追ったり追われたり・・・」 フリムは途中から自分の耳をシャットダウンし、どうやって逃げようかと考え始めた。