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なつらぶ!
その他リレー小説 - コメディ

総合順位:2975位
コメディ:10位
得票数:4
発起人:セツ
投稿日:2009-10-17
最終投稿者:セツ
最終更新日:2009-11-26 完結作品
投稿数:64

はじめから読む

書き出し

この夏の最高気温になったその日。
俺はあおむけで道端に倒れていた。
空は青く、蝉の泣き声と俺の腹の音が鳴り響き、照り付ける太陽の光は容赦なく空腹の俺に突き刺さった。
「あっついなぁ…そして腹減ったなぁ…」
独り言をする俺をジロジロと見ながら何人かの通行人が通り過ぎる。
もちろん声を掛けてくれる優しい人などいないし、むしろ邪魔と言わんばかりの視線を突き付ける。
「(だって腹が減ってもう一歩も動けねんだから仕方ねーじゃねぇか)」
声を出すことも辛くなり、目を閉じることにした。

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