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交差世界(アニメ・ゲームキャラ全般)
その他リレー小説 - 二次創作

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交差世界(アニメ・ゲームキャラ全般) 55


「俺以外は全滅、かよ。この街は一体どうなっちまうんだ…」




………同時刻、ビル1F

「なんの音…」

「恐らく上で戦闘があったようだな。」

いきなり連続して何かが破裂するような音が聞こえてきた。俺やマーク、そしてテイラーはそれが銃声だと知っていたが、シンディは聞き慣れない音に震えていた。
「嫌…やめて、もうやめて…夢なら覚めて…」

シンディは明らかに怖がっていた。今まで大量の死体を見てよく平常心を保っていられたと思う。
「あれだけの死体を見たんだ、無理もない。」

「しょうがない。すまないが二人だけで上を調べてもらえないか?俺は残ってシンディの傍にいてやらんとな。」

「…分かった、任せる。」


俺とテイラーは上に行く階段を捜していた。今も断続的に銃声が聞こえてくる。それは[非常階段]と書いてある扉のあたりに来たとき、悲鳴とともに消えた。



………???、???


「おや、これはこれは…」

「一体どうしたのだ…、サラザール。」

声と同時に奥から刺繍の入ったフードを被った男が現れた。右手には身長ぐらいある杖を持っている。

「サドラー様、たった今プラーガから面白い情報が届きました。」

「…話せ」

「はい、実は街に放った寄生体ですが、"T"と混ざった個体がいるようです。混ざった個体は今まで以上の力を出せるようです。」


「ふむ、確かに面白い」


「これで制圧が楽に進みます。ヒヒヒッ」
……同時刻、交差界、多目的ホール


「ふうっ、休もう」

「…賛成。」

ずうっと買い物に付き合って…疲れた。
(なんだってこうも買い物が長いんだ?)

なんて思いながらカフェの椅子に座って休んでいるとケビンがこっちに走ってきた。
……同時刻、交差界、多目的ホール


「あっ。ねぇねえ、少し休もっ」

「…賛成。」

(なんだってこうも買い物が長いんだ?)

俺はそう思いながらカフェの椅子に座って休んでいた。まぁサキが喜んでいるからいいけど。なんて考えているとケビンがこっちに走ってきた。

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