四季宮学園 勉強部 2 私は鍵を取り出すと、部室の鍵を開けた。 「それじゃ、皆が来るまでお茶でもして待ちますか。響お茶の用意して」 「ほーい」 二年二組教室 「紅葉〜〜!今日の授業わけわかんない〜〜」 「はぁ、それで和、今日のどこがわからないの?」 「全部っ!!」 そんな堂々といえることじゃないから、それ。 はぁ・・・あっ読者の皆さん初めまして。私は私立四季宮学園高等部、二年二組の紅峰 紅葉といいます。 こっちの妙にうるさいのは同じクラスの沖方 和です。