誰より好きなのに
-削除/修正-
処理を選択してください
No.3
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
そう声に出して問いたかった。 それでもこの抱擁が1分でも長く続くために、 喉まで出かかったその言葉は、白い息と共に飲み込んだ。 亮祐はあの頃と変わり無く優しかった。 一年前もこうやって、私を抱き締めてくれた。 だけど・・・それだけだった。 私の気持ちを分かっていながら、向き合ってはくれない亮佑。 「ゴメン……」 あの時と同じ言葉で私を抱き締めるぐらいなら、 いっそ、振られる方が・・・楽だった。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
恋愛リレー小説
>
悲恋
>
誰より好きなのに
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説