スターオーシャン2 1
あたし、プリシス・F・ノイマンっていうのっ!
今何をしているかって?
今は十賢者を倒す旅に出ているの♪
ここはファンシティ。ネーデにある遊園地だよ。今はここで自由行動をしているの。
「プーリシス!」
ポンッとあたしの肩を叩く。
「買qャアッ!…っあ〜、びっくりしたぁ〜。」
「ご、ごめんっ!」
彼はアシュトン・アンカース。双頭竜に取り付かれた不幸な紋章剣士さん。
「もーっ!驚かさないでよー!」
「ごめんね…。」
「そ、そんなしょぼくれた声しないでよっ!」
「あ、ごめん。」
「ムムム…。ごめんばっかり!で、何?」
「あ、そうそう。バーニィレースに出ない?」
「バーニィレース?なんで?」
「僕ね、どうしてもネクタルが欲しいんだ。バーニィレースの商品がネクタルだからプリシスも一緒に懸けてほしいんだ。」
「でもお金が…。」
そういうプリシスの全財産は100フォルである。
「僕が払うから!」
「じゃあ…いいよ。」
「やった!じゃあ早速バーニィレース会場に行こう!」
「あっ!ちょっと待ってーっ!」
【バーニィレース会場】
アナウンス『さぁー!始まりました!バーニィレース!!早速今回のバーニィの紹介をしましょう!』
アシュトン「プリシス何番と何番に懸ける?」
プリシス「ん〜…1‐3かな?」
アシュトン「じゃあ〜…僕は2‐1にするよ。」
アナウンス『3、2、1、GO!!!』
パァンッ
ダダダダッ
アナウンス『さぁー、バーニィが一斉にスタートしました!』
プリシス「当たるかなぁ?」
アシュトン「あっ!1番と2番がリードしてる!」
プリシス「3番も後ろについてるよっ!」
アナウンス『ゴーーールっ!ただ今ゴールしましたっ!順位は、1位、1番バーニィ!2位、3番バーニィ!!』
プリシス「当たった…?」
アシュトン「す、凄い…!」
アナウンス『商品はネクタルです!当たった方はカウンターで貰って下さい!それではこれで閉会します!次回の商品はバーニィシューズです!次回もお楽しみにっ!!』
アシュトン「貰いに行こう!」
プリシス「う、うんっ!」
カウンター「はい、おめでとうございます。こちらがネクタルです。」
アシュトン「やったーっ!プリシスのおかげだよ〜っ!」
プリシス「そ、そんな大袈裟な…。」
アシュトン「プリシスに頼んで正解だったよー。僕運が悪いからさ、人に頼まないとちょっとね。」