アンデットな村人の僕
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とりあえず服を着て、礼拝堂ではなくシスターの部屋でお茶を出されながら、森の中で僕を咬んだへんな蛇の話をアデルにした。 「白いまんまるな蛇ですか?」 「うん、そうだよ」 それを聞いてアデルは本棚から古い本を取り出してきてテーブルに開いて置いた。 「これ、そうそう、こんなやつ!」 書いてある字は読めなかったけど、挿し絵の蛇はそっくりだった。 「これはツチノコという古代の神の使いとされているものです。でも、実際にいるなんて……」 シスターのアデルがため息をついた。 「伝承では、この蛇に咬まれた者は古代の神に魂を奪われるとあります。毒蛇で咬まれたら死んでしまうのではと考えられてきました」 「でも、生きてるけど」 「咬まれた傷痕は古代神のしもべの印である、と書いてあります」 古代神ってなんだろ? 僕はアデルに聞いてみた。 すると気まずそうに本の文字を指でなぞりながら、読んでくれた。 「その古き神は淫神なり。そのしもべに神の力を与えるものなり」
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