アンデットな村人の僕
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村人。 村に暮らしていて、自然の恵みの恩恵で贅沢はできないがそれなりに暮らしている。 たまに自然の厳しさで命の危険にさらされる。 「うわっ!」 足首に蛇が咬みついていた。 見たことのない蛇だった。 真っ白で丸い頭でやたらふくらんだ胴体が短く尻尾がちょろりとついている。 あわてて足を思いっきりふってみるがまったく離れない。 薬草を手に握ったまま目の前が暗くなっていく。 あ、毒でもあったのかな……。 そう思いながら尻もちをついてその場に座りこみ、まだ咬みついているつぶらな瞳のぶさいくな蛇を薄れゆく意識の中で見続けていたんだ。
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