ナジン伝
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「その傷、ゴルゴン帝国の奴らにやられたのかい?」 「うん…何日か前、突然ゴルゴンの奴らが村に攻めて来た。父ちゃんは殺されて、母ちゃんと姉ちゃんは兵隊達に…」 「そうか…」 「奴らは俺も殺そうとしたけど、隙を突いて逃げ出して来たんだ。村の男で生き残った者は俺だけだよ…」 メノリは黙って聞いていたが、やがて口を開いた。 「私もナジンと同じだよ。半年前、村が帝国の奴らに襲われてね…たまたま森に木の実を取りに行っていた私だけが難を免れたのさ。戻ってみたら村は破壊されていて、女はどこかに連れて行かれたらしく影も形も無くなっていて、男と老人の死体だけが辺りに転がっていた。私の旦那と一人息子もね…」 「メノリ、息子がいたの…!?」 「何だい。驚く事は無いだろう?生きてりゃちょうどあんたぐらいの歳さ…」
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