いざ立て戦人よ
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本文
「こんにちは〜!小麦粉を届けに来ましたぁ〜!」 「よぉ!エルン、来てくれたか」 ここはエルフィール公国の首都エルフィーリアスの城下町。 商店街に建つ一軒のパン屋の店先に立った少年が元気良く挨拶すると、中から店主である太ったオヤジが出て来た。 「お〜い!エミリー、こっちに来て小麦粉を運び込むのを手伝ってくれ!」 「は〜い!パパ」 店主に呼ばれて中から出て来たのは少年と同じ年頃の娘。 まだ美しいというよりは可愛いという形容の方が似合う幼さを残している。 店の前には一台のオート三輪が停まっており、その荷台に小麦粉の袋が積まれている。 しかしこのオート三輪、我々の世界の物とは異なり排気管が無い。 これは魔導エンジンという運転者の魔力を源とする発動機によって動いているのだ。 この世界の自動車や鉄道は皆そうだ。 この世界の住人は生まれ付き大なり小なり魔力を保有している。 それゆえに科学技術の分野においても魔法が欠かせない存在として組み入れられていた。
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