蒼海の戦乙女たち
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┗kyousuke
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アルフレッドが振り返ると同期の生徒が平然とした顔で立っていた。 アルフレッドは思わず娘を指差して尋ねる。 「な…なあ、お前…アレ見えるか…?」 「はぁ?アレって何だ?」 不思議そうに首を傾げる同期…。 自称妖精はニッコリと微笑んで言った。 「本当に他人には見えないのよ…」 (ほ…本物なのか…) 命綱を付け双眼鏡をぶら下げてアルフレットは不思議な気持ちで見張りをする。 (未だに信じられない…船の精霊だなんて…) 数日後、エスメラルダ号は無事に航海を終えて母港に戻った。 王国海軍の元提督であるアルフレッドの祖父が出迎えに来てくれていたので、彼は思いきって船の精霊の事を祖父に打ち明けてみた。 「ふむ…お前にも見えたか」 「えっ!?」 「彼女は自分を見た人間が過去に一人だけ居たと言っていたそうだな…それは私だ」 「お祖父様が…!」 「何度か沈没の危機になった嵐を耐えきった話は知っているな?いずれも彼女が私の傍にいてアドバイスしてくれたからだ。風と対話してな…」
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