蒼海の戦乙女たち
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「「……」」 二人は唖然として顔を見合わせる。 一人の士官が言った。 「提督はこの艦に思い入れがあるのですね」 「ああ、人生そのもの…妻よりも長い付き合いになったからな、この姉妹達には…。息子二人も乗り、さらに孫まで世話になった…我がノートン家の歴史はまさにこの姉妹達と共にあったと言って良いだろう…」 そう言って微笑むアルフレッドの祖父…ホレーショ・ノートン元海軍提督…その視線の先には一人の少女がいて、彼に微笑み返していた。 彼女が見えるのはホレーショの他にはアルフレッドだけだった。 それから数日後、アルフレッドは海軍士官学校の校長室に呼び出された。 行ってみると校長と数人の教官達が顔を揃えている。 何やらただ事ではない雰囲気…。 「な…何でしょうか…?」 恐る恐る尋ねる。 「そう固くなるな、ノートン候補生。突然だが君、極東に行ってみる気は無いかね?」 「極東!?」 「ああ、極東の島国“フヨウ国”だ。聞いた事ぐらいはあるだろう?」 「はい、存じております」 フヨウ国…彼らの文字では“芙蓉國”と表記する。
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