歪んだ愛情 14
ミサキの両肩に手を置く。
こくり、と一つ頷いて、彼女も距離を縮めてくる。
近づく唇、高鳴る心臓の鼓動、そして思いが重なる。
「んっ……」
肩を抱き、唇を重ねる。
妹との経験が生きていた。
ミサキの唇をこじ開け、舌を差し込み、唾液を送り込む。
ギュッと閉じられるミサキの瞳。一筋、涙が流れた。
ミサキをベッドに来るよう促す。
俺の隣にちょこんと座り、もう一度両肩に手を置き、キス。
そのままゆっくり、優しく彼女の身体を倒す。
「お兄ちゃん」
「初めてか?」
「うん。優しく、してね」
「もちろんだ」
そう言いながら両手をシャツの上に伸ばし、豊かな胸を揉み上げた。
「お兄ちゃんは大きなおっぱい好き?」
「もちろんさ、Colorfulのファンはみんなそうさ」
「お兄ちゃんって、どんな想像するの?」
「こんなに大きいんだから、一度は挟んでみたいな」
「吸ったりペロペロとかかしたくないの?」
「ミサキくらいあったら、自分でもできそうだな」
俺はミサキのシャツを脱がし、体格からしたら明らかに大きくてがっしりしたブラを外す。豊かなサイズだけあって、ブラをしてるときよりも位置が下がって形が変わる。
性格とも関連があるのか、乳首がツンと上を向いている割に乳輪もとても色が薄い。掴んで乳首が彼女の口に近くなるくらいに優しく持ち上げてみる。手のひらに余る大きさと改めて分かった。
「一緒に舐めてみよう」
「なんだか、恥ずかしい」
「大好きな人に捧げるんだろ?」
「…うん」
持ち上げた乳房をミサキの顔に近づけると、ミサキは舌先で乳首をちょろっと舐め上げる。こちらも顔を近づけ一緒になって舐めると、ミサキはぶるっと身体を震わせた。
「どうだ?」
「なんか…変な感じ」
「ほら、もっとやってみて」
「あっ……」
しばらくそうさせた後、またミサキとキスをして、今度はミサキの目の前で指先をちらつかせ、しゃぶらせてみる。
ミサキはなんでも一生懸命にやる子だ。
俺がちょっと意地悪なことを言ったり、舐めさせたりするよう促すのを、嫌な顔一つせず、いわれたとおりにやる。
「あぁあぁっ」
ツンと尖った乳首を吸う。
そのまま口の中に含んで、舌で転がす。
「あっあっあっ」
ベッドの上で悶えるミサキ。