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歪んだ愛情
官能リレー小説 - 近親相姦

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歪んだ愛情 2

妹とは別に仲が悪いわけじゃない…むしろ昔から俺にべったりでよく遊んだものだ。
そう思うと多忙な妹は少し寂しくも感じるが、夢のために頑張っているのだから兄としては応援しないとな。

「毎日が勉強なんだ」
「順調なんだな」
「うん、もうすぐデビュー曲のレコーディングもあるし、雑誌のグラビア撮影のチャンスもあるんだって」
「ほう…」

「水着だよ!お兄ちゃんにも見てもらいたいなぁ」

実は妹のふんどしやTバック姿も見たことがある。撮影でそこまで求められることはない。
だが、日焼けNGと同じようにビキニにしてもハイレグの競泳用にしても下着の跡がついてると映えないが、移動中など履かないわけに行かないので跡がつかない下着の時もある。
芸能人である以上は身元バレは好ましくない。でも、普段の妹は地味子でステージや撮影では化粧映えするらしく、学校でも高嶺ヒカルがいると思われたことがないそうだ。

「ただの水着姿じゃ意味ないぞ、谷間を見せないと。このぽよぽよが天然だって伝わらない」
「あたしにはね、バストメイク必要ないんだって」
「ああ、ガムテープを使う小細工か」

妹の胸は案外簡単に揉める。小さい頃から触れてたし、巨乳はブラ選びに始まって悩みが尽きないようなので兄にも頼ってくる。

「やっぱり、ライバルを気にしてるのか」
「うん、だって」
「ファンは知らないんだよな。同じメンバーの裾野ミサキが従姉なんてな」
裾野ミサキ…妹の一歳年上の従姉。
母さんのお姉さんの娘で、幼い頃は妹も含めてよく一緒に遊んでいた。
彼女がアイドルを志していたのが妹にも大きく影響しているのだ。

「同じ仲間だけどね…負けたくないもん」
「しかも彼女も天然の巨乳だしな」
「お兄ちゃんは、誰が一番タイプなの?」

メンバー内で競ってる未だに他のグループの存在が目に入ってないのは女子だけの集団の定めなのか、妹が子供っぽいだけなのか分からない。
でも、歌唱力やグラマーさがさして評価されない所で埋もれてしまうよりはいいはずだ。
ミサキは年上なだけでなくキャラも違う。才能とプライドを備えていていかにも芸能人向けだ。努力より飲み込みの速さと要領の良さでうまく渡っている。

「お互いプロだし、アピールしてる部分が違うわけだし…胸だって成長するし」
「でも、二人共デビュー前から知ってるよね」

ミサキは妹よりずっと大人っぽいし、女としての自負心が強くて早くから自身のルックスと胸のサイズも長所として捉えており、可愛さの中に色気も備えている。
随分前に家に来て泊まったことがあって、妹と彼女が入った後の風呂で思わず抜いてしまった。

「まあ、俺は陰ながら応援してるから」
「ふふ、お兄ちゃんのために頑張るんだから」
妹は笑いながらそう言って夕食を済ませ、浴室に向かった。

「まさかお前で抜いたとは言えまい」
先ほどので後ろめたさが残る中、妹の背中を見送る。

それから自分の部屋で、改めて妹たちのプロフィールなどを見て、しばらくして眠りについた。

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