乱れた愛情 1
年の差…23歳
都内のあるラブホテル
「あぁぁん!! いいわぁ もっと突いてぇぇ!!」
ベッドの上でバックで突かれながら激しく喘ぐ女性と
豊満な尻肉に激しく下腹部を打ちつける若い男
女の名は柏木 麻由美(かしわぎ まゆみ)41歳
既婚 夫子有り
男の名は柏木 涼太(かしわぎ りょうた)18歳
もぅ気づいただろう
そぉ このふたりは実の親子なのだ
「あぁぁん!!!」
部屋に甲高い声が響きわたりふたりの行為は終わった
「ハァハァ」
息を荒げるふたり涼太はゆっくりとペ●スを抜く
ドロッと白濁の液がぱっくり開いたマ●コから溢れ出る
「もぉ…あれほど膣はダメって言ったじゃない 涼ちゃん」
と言葉とは裏腹にうれしいそうに言う麻由美
「だって母さんのマ●コ気持ちいいから それに母さんだって俺のザーメンが欲しかったんだろ?」
「こらっ! ふたりの時は麻由美って呼んでって言ったでしょ?」
中だししたことよりそっちを怒る麻由美
枕にもたれながら、涼太のザーメンをいとおしそうに股間になでつける麻由美
涼太は麻由美のバッグから煙草を取り出し、彼女にくわえさせると火をつけた
「ありがと」麻由美はゆっくりと、味わいながら煙を吹きだした
涼太はそんな麻由美の乳房に寄りかかり、間接照明に描き出される煙の流れを見つめていた
「可愛い息子だからこそよね…セッ●スの間だけじゃなくて、そのあと何をしてほしいかまで察してくれるんだから」
妻に、母親になった女が夫以外の男性とラブホテルに入るなんて一般的には難しいだろう
ドラマなどを見て、不倫の恋愛に憧れつつも、実際に出会い系を用いたり、逆ナンなんて事が出来ない女性が普通だろう
麻由美はそうだった
女性向きの雑誌などに載せられる広告や、さまざまなブロックをこえて送信されてくるメールに、誘惑されても手を出す気にはなれなかった
麻由美は他の男性に、生活を乱されることを極度に嫌ったのだ
「麻由美って難しい女だよね」
「何言ってるのよ、世界で一番涼ちゃんの事愛してるのに」
「もし他人だったら、かなり難易度高くてまずセッ●スまで行ってないだろうなって」
麻由美は涼太が小学校の頃に見た同級生の家庭的だったりかわいいママとは異質だった
若い頃から年以上に落ち着いており、どこかアンニュイさも持ち合わせていて生き方でも妥協することなく女を貫いている
涼太も小さい頃からあまり子供扱いされず、世間の母親が「あの子」と呼ぶのに対して麻由美は「彼」と呼んで自主性や個性を重視する育て方をしていた
二人が一線を越えたのも、溺愛ゆえや閉塞感のある家庭での現実逃避でもなく、一般の男女にあるような酒の上での過ちだった