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嫁が……
官能リレー小説 - 若奥さん

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嫁が…… 1

金曜の夜、駅裏の飲み屋街の中の、一軒の居酒屋にてーー

「乾杯!新入社員のみなさんも、遠慮せずにどんどん呑んでくださいねー♪」
ある中堅機械メーカーの新入社員歓迎会。社員たちが座る席の前に立ち司会進行を行うのは小柄で可愛らしい女子社員。
機械メーカーの人事部所属、南雲穂波(21)。
大卒の社員が多い中で彼女は高卒で入社3年目。社内のアイドル的存在だが、そんな彼女は実は人妻である。

狭いテーブル間をせっせと駆け回る穂波。
小柄ながらワイシャツ越しにもわかるたわわな乳房がプルンプルンと揺れているのが、男性社員たちには刺激的だった。
ほとんどが大卒なので、穂波は「年下の上司」である。

「はい、どんどん飲んでくださいね〜」

そんな新人や現場の先輩社員などにお酌して回る穂波。
お礼代わりに穂波も彼らからビールを注がれ、飲んで、ちょっといい気分に。
そんな楽しい空気の中、歓迎会は進んでいった。



―金曜夜21時過ぎ

「歓迎会、もう終わってるはずだろうに、帰るって連絡がないな…」

穂波たちのいる店の最寄り駅から数駅先の町の商店街にある自動車屋「ムラサメモータース」。
村雨とは穂波の旧姓であり、かつては彼女の父親が経営していた自動車整備とレンタカー業を行っている。
この時間はすでに店じまいであり、穂波の夫である南雲佳正(34)が妻の帰宅を待っていた。

穂波はいつも、仕事が終わるとこの愛する夫に「今から帰るね」とメールを送るのだが…

そのメールが佳正のところには届かないまま、夜22時…
歓迎会は、とっくにお開きになって皆解散していたのだが。


「俺の部屋でいい?」
「穂波ちゃんベッドに寝かせとくぞ」
「やっぱ、小柄なのにたまらん巨乳…」

新人社員たちが住まうアパートの一室。
酔っぱらって記憶をなくしかけている穂波を、3人の大卒新入社員が「お持ち帰り」し、部屋に連れ込んでいた。

「ほら穂波ちゃん、胸がきついだろー、楽にしてあげるよー」
「うーん…」
「おい持田、抜け駆けは許さんぞ」
「まあまあ東、まずは脱がしてその身体を堪能するのからだろ」
「そうだけどさぁ…ってか塚原、お前もう脱いでんのかよ!」
「だってもう我慢できねえよ!」

3人組の中でいち早くスーツを脱ぎ捨てた大男、塚原が勃起した逸物をぶら下げ意識が朦朧としている穂波に接近する。


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