激甘恋物語 2
「私…まだ小学6年生なんですけど…なのに、こんなに胸が大きくて…」
「えー!?」
俺は思わず驚いた。美優ちゃんって、そんなデカパイしてて、まだ小学生だなんて。
「私、気晴らしにちょっと泳ぎたいんですけど、肇さん、よかったらつき合ってくれませんか?」
美優ちゃんはそう言うと、突然、俺の目の前でTシャツとショートパンツを脱ぎ、真っ白なセパレーツの水着姿になった。
ボロン、と飛び出す年齢に不相応な胸。
ゆっさゆっさと重そうに縦に揺れ動いている。
ヤバい。完全に俺の股間がヤバい。
胸もすごいがお尻もなかなかだし、太腿の肉付きもいい。あらゆる視点で俺を誘って…いやいや、そんなことは絶対にない。無いんだ、きっと。
「肇さん!」
「あ、ああ、今すぐ行くよ」
しばらく美優ちゃんと泳いで楽しんだ。
「楽しかったです♪」
両手足を投げ出し、美優ちゃんは砂浜に座り込んだ。
ちょっとお疲れかな。
俺は終始その豊満な身体に視線を奪われていたよ。
「ふぅ…」
「疲れただろ、なんか飲んだり食べたりしようか」
「私の家、すぐそこなんです。肇さん、良かったら」
「ええっ」
可愛い子の誘いだ、断るなんてできない。
でも…大丈夫なの?
「今家には誰もいないので。お菓子もジュースもあります」
こういうのって僕の方が言うべき言葉だと思うが。
「えっと…いいの?」
「はい!肇さんは優しい人ですし…その…」
美優ちゃん、そのあとは口をモゴモゴさせて、何を言ってるのか聞き取れなかった。
うーん、かわいい!
この子、この体でこの性格だとしたら好かれるだろうけど、男の目を余計に引いて本当に大変だと思う。
「そういうことなら、お邪魔させてもらうよ」
「はい!」
花咲くような笑みというのは、今の彼女の表情みたいなのを言うんだろう。
本当に花が咲いたような、素敵な笑顔を浮かべて喜んでくれた。