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背伸びしたいお年頃。
官能リレー小説 - ロリ

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背伸びしたいお年頃。 1

真夏の太陽は焼けるくらい熱い。
青い空、青い海はこの先どこまでも広がっていそうで夢を感じさせる。


「晴れてよかったね〜、私たちしかいないし最高じゃんっ♪」
「開校記念日ってお得だよね、平日のこの時間は穴場だよ〜」
「新しい水着買ったんだ!すっごいセクシーなの!」
「夏凛はおっぱい大きいもんね…」
「菜花だって人のこと言えないじゃんっ」


私たちは中学2年の仲良し5人組。
開校記念日というお休みを利用してビーチで楽しもう、って話になったんだ。

平日のお昼頃ってのもあって、ビーチは私たちの貸し切り状態。
みんなで協力してレジャーシートを敷いて、パラソルを立てて、そこに座って海を眺める。

「プライベートって最高ね」
綺麗な金髪と黒のセクシーなビキニ…鶴岡アリスはイギリスと日本人のハーフ。
私たちの中で一番胸が大きい…まあ、みんなそんなに変わらないんだけど。

「それよりさ、早く遊ばない?」
鮮やかな青の水着姿は沖原瑠璃亜。
一番背は低いけど、大きな胸は目立つんだな。

「そうだね〜、せっかく来たんだしね」
「アリス、寝転がってるんじゃつまらないじゃん。ねぇ、結菜」

薄いピンクのパーカーを脱ぐ園田夏凛とビーチボールを手に持って見せる深瀬菜花。
特に元気いっぱいのムードメーカ−2人、夏凛は今回の計画を考えた張本人だ。

「どうする?」
「私はみんなの荷物を見てるから。そういう役目も必要でしょ」
アリスはなんだかお姉さんって感じだ。同い年なのに。

「じゃあ、行こっか」
そして私、西浜結菜。
私たち同じクラスで仲良しです。その中でクラス委員長もやってます…まあ、みんなに引っ張られてるんだけどね。

私たちは波打ち際に向かって駆け出す。
ーこうして休日のお楽しみ、思う存分満喫するんです!




ー少女たちは海に向かって駆け出し、思う存分波と戯れたり、ボールで遊び始める。
年齢には不相当に思われるはち切れんばかりのボディを揺らし、元気に砂浜を駆け回る。


「…なんだろうあの子たち。今日は平日だよな」
海沿いに車を止め、彼女たちを眺める一人の青年がいた。
「ま、あの子たちは今日だけだろ…それに比べたら俺なんてな…」

彼の名は高梨翼。
日本有数の大富豪の家に生まれた…のだが、定職に就かず退廃的な生活を送っている。

言ってみたらニート…
親の力を借りすぎに、自分一人の力で生活しなければと思っているのだが、なかなか高梨家の甘い生活から抜け出すことは出来ないでいた。

そんな高梨翼の載った派手な車に留守番役のアリスが気付かない訳は無かった… 
アリスは片手でサングラスを持ち上げ、中の男の存在を確認する…

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