あの頃に戻って、取り戻せ 42
「次は藍がメスになりたがってるわ」
その俺に紫乃さんが声をかけてくる。
藍を背中からホールドした紫乃さん。
ホールドされた藍の胸は露わにされ、大きく開いた股から下着は剥ぎ取られてバイブを咥えさせられている。
そして俺を見る藍の顔もメスになりきっている。
その顔は、ビッチ化した時の藍の顔そのもの。
この顔が藍の本性とも言える顔だ。
「ああ・・・欲しいよぉ・・・」
「駄目よ藍・・・欲しいモノが何か言ってごらんなさい」
実に楽しそうな紫乃さんは調教モードだ。
こうやって男も女も狂わせてきたんだろうなと改めて思う。
恐ろしくもあるが愛すべき魔性の女ぶりだ。
「オチ◯ポ、オチ◯ポ欲しいよぉ・・・」
「そうね、オチ◯ポ欲しいなら真友子みたいに種付け本気交尾じゃなきゃさせないわよ」
藍と言うより俺を挑発しているような紫乃さんの言葉。
勿論視線は俺を捉えて離さない。
俺に理性なんて捨て去れと言ってる顔だ。
さっき母さんにあれだけ中出ししたというのがウソのように股間に血液が集中し、漲っていく。
「ふふっ、さすがね」
「ああんっ、たっちゃん…」
紫乃さんも物欲しそうな視線を送ってくる。
「行くぞ、藍」
「ああっ、早くぅ、たっちゃんのオチ◯ポ挿れてぇ…」
紫乃さんが藍の穴からズボリとバイブを抜くと、藍は俺に尻を向けて四つん這いになる。
つまり獣のように交わりたいと言う事だろう。
俺は藍の腰を掴んで一気に分身を貫かせる。
藍は背中を逸らして嬉しそうに啼く。
「んあああっ!たっちゃんのオチ◯ポきたあぁっ!」
悦び啼く藍をそのままガンガンと突く。
優しさの欠片も無い力任せだけど、藍からは悦びの声しか漏れない。
「ふふ、いいわ、いいわ私の真友子・・・もっと、もっと、私と堕ちて・・・」
「ひいいぃぃっっ!これっ!以上っ!イカせっ、ないでえぇぇっっ!!」
そんな背後から母さんの悲鳴。
紫乃さんに襲われているみたいだ。
何か紫乃さんの母さんに対する思いの強さと業を感じてしまった。
元の世界で関係がこじれきったのも、この複雑な思いがあってなのかもしれない。
だけど、こうやって8年前に戻ってきた以上、最優先は藍と結ばれる事と言うのは変わらない。
そうする為には紫乃さんの居る所まで降りて行かないと行けないのも理解した。
「ふあんっ!あああんっ!!たっちゃん、たっちゃん大好きぃ!ああんっ!」
「ひいいっ!ふああああああっ!ダメっ、ダメなのぉおおおおっ!!」
部屋の中に藍と母さんの悲鳴が響き渡る。
気持ちいいながらも必死な俺と、余裕の笑みを浮かべる紫乃さん。この人のところにたどり着くのはまだまだ先かもしれないと思う。
その後たっぷりと母さんと藍を抱いたが、紫乃さんには勃起しなくなるまで吸い取られた。
『まあ、まだまだね』と言う言葉を頂いたが、まだまだどころかかなり遠いレベルかもしれない。
それでも紫乃さんが満足げだから、とりあえずはこれでいいのだろう。
そんな年末の日々。
何時もなら仕事納めで家に居る筈の親父が仕事と言って帰ってこない。
紫乃さんは『気にしなくていいわ』と意味ありげに笑うだけだし、母さんも思う所あるのか何も言わない。
なので年末の掃除を終えて大晦日。
俺は昼間っから母さんや藍、紫乃さんと一戦交えて夕方、4人でコタツを囲みながら年越しを迎えていた。
「はい、お蕎麦できたわよ!」
母さんと紫乃さんが楽しそうに台所で作った年越し蕎麦。
紫乃さんの母さんに対する態度は、同性なのにどことなく恋人同士のような雰囲気がある。
「こんな年越しになるとは思わなかったわ・・・」
「そうだなぁ・・・」
感慨深げな藍と、昼間から抜かれて賢者にジョブチェンジした俺。
ここまでぶっ飛んだ事になるとは思わなかった。