PiPi's World 投稿小説

電脳快楽遊園地からの脱出
官能リレー小説 - SF

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

電脳快楽遊園地からの脱出 1

「っ……なんなのよこれ……なんなのよこれぇぇぇ!?」

私の目の前に広がる光景に疑惑を感じずにはいられない。
ついさっきまで、私は自宅で寝てたはずなのに。

今目の前には、何処かの遊園地らしい大きめのテントが無数に広がっていた。

私は何故か丸裸だった。

誰に脱がされたのだろうか。
誘拐されたのかも。
拉致の可能性だってある。

「快楽遊園地へようこそ、マイ様。」

不気味な声が背後から聞こえた。

思わず後ろを振り返ると、そこにはピエロの格好をした人が佇んでいた。
「ここは、退屈な日常に飽き飽きした人だけが来ることの出来る、秘密の楽園。きっとあなたも満足して頂ける事でしょう…」
ボイスチェンジャー越しに話しているのだろうか。
「これは夢?」
不気味なピエロは消えたと思ったら私の目の前に現れておっぱいを揉まれました。
「ひっ!や、やめて!」
私はピエロの腕をとっさに払いました。
「ふふっ。夢ではないことが分かりましたね。これから、あなたは男たちから逃げ回ってください。もし捕まったら容赦なく犯されますよ。あの人みたいにね。」
ピエロが指を刺した方を見ると、観覧車の中で私より少し年上の女の人が男に犯されていました。
しかし…傍からみればただ犯されているだけの彼女の顔は、雌としての悦びに包まれている様にも見えた。

「彼女も最初はこの世界を拒絶していましたが…今ではご覧の通り快楽の虜。いずれあなたもああなるのです。」
ピエロに腕を掴まれ引っ張られながらテントの中に入る。
「あなたはどんな服が似合いますかねぇ。」
「服着てもいいの?」
「はい。ナース服?チャイナドレス?魔法少女?水着?ミニスカポリス?キャビンアテンダントの服?お姫様のドレス?いろいろありますよ。」
「コスプレしてもらった方が男たちはより興奮するんですよ。参加者たちが逃げ回る途中で、中途半端に破かれたエロい格好がね。」

SNSでこの小説を紹介

SFの他のリレー小説

こちらから小説を探す