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超合体★アクメロボ ガングリオン
官能リレー小説 - SF

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超合体★アクメロボ ガングリオン 11

彩音「はぁ…はぁ…はぁ…」

耳元ではシャワーの流れ続ける水音が響く。
快感の余韻に浸りながら彩音はしばらくじっとしていた。
アソコに手を当てると、ヌルヌルの愛液がべっとりとこびりつく。

(私…。すっかりHな子になっちゃったよう…!!)

彩音は泣きながらべとべとの指をぺろりと舐めた。
初めて口にする自分のマン汁。口中には生臭さとしょっぱさが広がってゆく。

彩音「うううう…」

落ち込んだ彩音がラフなTシャツとパンツに着替えて出てくると、リビングでは鈴音とコリンが談笑していた。

鈴音「うふふ…。私の焼いたガトーショコラ、お味はいかが? ハーブティーももっと召し上がって下さいな。私、彩ちゃんに彼氏が出来たら一度じっくりお話してみたかったの〜。うちの娘のどこが気に入ったの? 元気なのはいいけど、勉強嫌いだし生意気盛りで大変なのよ〜」
コリン「そうですね…。彼女は潜在アクメエネルギーが物凄いんです。計測したアクメ・スカウターが壊れたくらいですから。僕にとってはとても重要な人です」
鈴音「まぁ。とんだおのろけね。ご馳走様! …ところでコリン君はどちらからいらっしゃったの? 日本語がほんとお上手ねぇ。こちらはもう長いんですか?」
コリン「いえ、3日前にE−1星から来ました」
鈴音「まぁ! イーワンセー? ヨーロッパですか? 遠いんですの? 私、地理オンチなもので…。おほほほ…」
コリン「遠いですよ。1600光年離れています。ところでお姉様。実はお願いがあるんです。僕、何処にも行くあてがないんです。当分の間…ここに置いてもらえませんか?」
鈴音「まぁ、こんなおばさんを『お姉様』だなんて…。テレちゃうわ〜! あんまりご馳走は出せないけど、大歓迎よ! 単身赴任中のパパの書斎があるからそこを使って下さいな。何だったら彩音と同じ部屋でもいいのよ〜!」
コリン「ありがとうございます。当分やっかいになります」

鈴音はきょろきょろと辺りを見回すとコリンにこっそり耳打ちした。

鈴音「…ここだけの話だけど、ちゃんと避妊はして下さいね。出来ちゃった婚は後で大変だから」
コリン「はぁ…」

その会話を聞いていた彩音はだんだんと怒りがこみ上げてきた。

(私がこんなに悩んでるのも知らないで2人ともいい気なもんね!!!!)

カッとなった彩音は猛然と歩み寄るとコリンを睨みつけた。

彩音「コリン君!! あんた何、ママとイチャついてんのよ!! よりによってこんな年増相手に〜!!」
鈴音「まぁ! 年増だなんて失礼ね〜。彩ちゃんこそ、ヤキモチ焼くのはみっともないわよぉ」
コリン「まぁまぁ…。親子ゲンカはやめて下さい。お母さん、僕は彩音さんと話がありますから、ちょっと2人だけにしてもらえませんか? 彩音、君の部屋に案内してくれ」
彩音「な、何よ急に…。まぁいいわ。私も君に言いたいことがあるの。ついてきてちょうだい」

2人は2階の部屋に続く階段を登っていった。
彩音の部屋は南向きの日当たりのいい六畳間。床はフローリング、ベッド脇には可愛らしいヌイグルミ、窓辺には鉢植えが置かれている。

彩音「コリン君? 言っておくけどね、私もうあんなロボットなんか乗らないから!!」

自分の部屋に入ってドアを閉めるなり、彩音は開口一番コリンに言った。

コリン「えっ? どうして急にそんなことを言うんだい?」

理解しかねるといった表情でぽかんとしているコリン。

彩音「だって…。乗るたびにあんなHなこと…色々…されるんでしょ?! もう嫌よっ!!」
コリン「でも、凄く気持ち良かっただろ? アクメ・リアクターは性感帯をチェックして、ありとあらゆる方法で何度でも登録個体をイカせるからね」
彩音「…私、初めてだったのに…!! もうお嫁に行けないわ!! 絶対に乗らないんだから!!」

彩音はそう叫ぶと座り込んでしくしくと泣き出した。

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