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貴族と平民、そして王族が交わる国
官能リレー小説 - ファンタジー系

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貴族と平民、そして王族が交わる国 1

こことは異なる世界のとある大陸に、とある王国があった。資源豊かな王国は、他国から攻撃されることもあったが、その度に貴族と平民が固い結束のもとに戦い、国と王族を守ってきた。建国して150年を経た今となっては、王国に手を出すことは、近隣諸国の王侯貴族にとってタブーとされている。
なぜ、そんなことが可能だったのか。それには理由があった………。


とある月の第四週末、王宮の大ホールに二組の集団があった。1つは、貴族の女性が100人。もう1つは、平民の男性が100人。
双方とも、大半が若者だが、中年や年齢二桁になって間もない少年少女もいる。ただし、よほど歳のいった老人や、年齢一桁の幼子はいない。
彼ら彼女ら、特に平民男性たちは、どこか待ち遠しそうな態度で、貴族女性たちを見ていた。貴族女性たちもまた、平民男性たちの獣欲のこもった視線を実に心地よく受け止め、中には逆にギラついた視線を返してくる者もいる。

少し経つと、奥の方にある王族専用の扉が開き、四人の男女が入ってきた。
「おお、今回の主催は国王陛下か」
「第1王女様に第2王女様、第3王子様もいるわ」
予定されていた事とはいえ、王族4人の登場にざわめく人々。
だが、王族たちが壇上に上り、国王がその先頭に出ると、ざわめきもピタリとおさまった。
「貴族女性の諸君、平民男性の諸君、よくぞ来てくれた。…固い話も長い話も抜きだ。先週の貴族男性と平民女性と同様、諸君らもカラダを交え、心を盛り上げてくれ」
国王が言葉を切ると、ホールがより一層静まりかえった。
客観的にみればごく僅かな、しかし当事者たちには長い静寂を経て、ゴーンという鐘の音がなり、200人の男女、特に平民男性たちが待ちわびた時間が、始まった。
『ワアアアアア!!』
鐘の音が鳴り止まないうちから、平民男性たちは貴族女性へと駆け寄る。そして…。
「きゃっ!!」
「ああんっ…!」
有り体にいえば、襲いかかった。
仕立て屋の青年が十代半ばの子爵令嬢を絨毯の上に押し倒し、行商人の男が30代の男爵夫人に後ろから抱きつく。
しかし、貴族女性たちは嬉々として受け入れていた。唇を奪われようと、服の上から胸や尻を揉まれようと、嫌がる素振りなど見せなかった。
そうして100組の男女ペアが出来上がる頃には、どこか遠慮がちだった平民男性たちも少しばかり気が大きくなっていった。
十代前半の農民の少年がズボンをずり下ろし、その肉棒を十代後半の侯爵令嬢に見せる。
「ねえ、くわえてよ」
侯爵令嬢はコクリとうなずくと、農民の少年の前で膝立ちになり、目の前の肉棒に舌を絡ませたり、自分の口でくわえたりした。
このペア以外にも、貴族女性が平民男性に膝まづき、その肉棒に手や口で奉仕するという、他の身分制国家の人々が見たら驚くであろう行いが展開されていた。


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