PiPi's World 投稿小説

The Rotten Rod
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 0
 2
の最後へ

The Rotten Rod 2

「オナカすいてるのネ、脳みそ食べル?」
一人がのっそりとした動きで、片方の手に握られた赤い塊を見せてくる。
床を見ると、頭を勝ち割られた男が横たわっていた。武器は見当たらないが散弾銃の弾帯をしているからこいつは多分『腐った連中』じゃない。だからきっと味も悪くないはず。
「・・・うぁりぐ・・・あと・・・」
どうにか声を発するとその赤い塊をひったくり、無我夢中でかぶり付いた。

ようやく腹を満たすことができた、だがあっちの方は飢えたままだ。
「JK・・・JK・・・」
「ココにもいるヨ?」
「腐って・・・ぬぁいの・・・」
二人は少し不満そうにしていたが、やがてどこかに行ってしまう。
「?・・・」
しばらくするとよろよろとした足取りで、何やらベッドの様なものを一生懸命押してきた。その上に載っていたのは・・・
「イヤー!離してぇ!!食べられるのイヤぁー!!!」
俺は目を丸くした。だってベッドの上に縛り付けられていたのは、まだ『転化』してない『新鮮』なJKだったからだ。
しかも超可愛い子。
「ゾンビがこんな頭いいなんてないよお!!こんなのあんまりだよお!!助けてえ!!」
泣き叫ぶJK。長いこと制服を普段着としてきたためか、所々に解れは見られるが、それでもかなりきれいに手入れはしてたようだ。女子力の高さが腐りかけの脳みそでも伺える。
「なま・・・あしぃ・・・ふと・・・ももぉ・・・」
いてもたってもいられず、俺は彼女の白い太ももに、崩れかけた手を伸ばした。
「残念だ・・・な、胸が・・・小さい」
「ていうか、ナクナイ?」
「貧乳とハゲはエサ・・・後、リア充とBBAも」
「許して!二度と巨乳がバカなんて言わないから!食べられたくない!」
「なあ、こいつも・・・仲間にできないか?食うには・・・惜しいルックス」
俺は彼女を性的においしくする方法を思いついた。『腐った連中』は頭だけになっても動き続けれるし、体をつなぎ合わせることも出来る。
腐る前だったら、移植は適切な提供者や拒絶反応などの問題があるが、一度『転化』してしまうとそんな制約から開放される。つまり恵まれないパーツは交換すればいい。
「それ、イイ」
「妹分にシヨ」
新鮮なJKから離れて少し話すことにした。らめ子とセラ子が言うには体液が関係しており、中出しや飲精で確実に『転化』してしまうそうだ。
逆にスキンを着用すれば、妊娠どころかゾンビ化のリスクも避けれる。
『腐った連中』になる事で劣化が顕著なのは俗にいう勝ち組だそうだ。知的なほど愚鈍になって筋肉や運動神経に恵まれていた場合はラグや負荷などマイナスに作用してしまう。
逆に順応性が高いのはクズ属性を備えているタイプで、二人も美貌とスタイル以外は恵まれず遊びと援交に熱心だった告白する。
薬物に手を出してたのも、ゾンビになってからも頭がいいと言わしめるほどの要素を維持できた秘訣なのではと推論していた。
新鮮なJKは自分だけ生き延びていることでも利己的な本能が強く、生け捕りにされるまでに虜囚を恥じて命を断つ程の気高さを持たない点も素質がある。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す