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無人島の女神様
官能リレー小説 - ファンタジー系

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無人島の女神様 2

「私は姉のイリーナです。自分の名前は覚えていますか?」
「さ、佐藤桐谷です。」
「他には?」
「う〜ん。」
思い出そうとしても何も思い出せない。
「やっぱり記憶喪失ですね。」
「イリーナお姉様、私が桐谷さんの面倒を見ますわ。」
「そうですか。なら私はこれで。」
イリーナは部屋を出て行った。

「桐谷さん、傷が癒えたとは言え、まだ万全ではありませんし、何より記憶喪失の事もあります。何かあればすぐに私が対応しますから、しばらくはここで安静にしていて下さい。」
「はぁ。とは言っても記憶が戻らない事には…ではお言葉に甘えて。」
僕はフローラさんに向かってお辞儀をした。
「治療の続きをしますね。」
フローラさんの服は水着みたいでお腹丸出しでブラとパンツだけのエロい格好だった。
「いつもそのかっこうなんですか。」
「ええ。動きやすいから。たまに普通の服も着ますけど。ほぼ毎日この格好です。」
ブラを外して綺麗なおっぱいを見せた。
「治療は魔法よりも母乳を飲んでもらった方が効果があるんです。」
(注射や、点滴みたいなものか。)
フローラは僕の体を赤ん坊を抱くようにして両手で抱き寄せた。
「たくさん飲んでくださいね。」
僕はフローラさんの胸にむしゃぶりつき、溢れ出る母乳を飲み込んだ。
僅かではあるが、身体の奥底から力が湧き上がる様な感覚を感じる。
「慌てなくても大丈夫です。ゆっくり飲んで元気になって下さいね。」
フローラさんは子供をあやす様に僕を抱きしめる。

程なくして、僕のお腹はフローラさんの母乳でいっぱいになった。
「もう、大丈夫です。ありがとうございました。」
「さっきと比べると体力も戻って来ているみたいですね。」

フローラさんは僕を見て笑顔でそう答える。

「あら?その手の傷…ではないですね。アザ…ですか?」
「あっ…はい。小さい頃からずっとあるので、もう気にしてないですけど。」
僕は手の甲についたアザを見せながら答える。
「そう…ですか。今日はもう遅いですから、夕食の用意を致します。明日、そのアザも詳しく見てみることにしましょう。」
フローラははだけた衣服を着直し、部屋を出ていった。


フローラは夕食の用意を侍女に任せ、イリーナの所へと向かった。
「イリーナお姉様。」
「あら、何かあったの、フローラ。」
「あの方に…『聖痕』がありました。」

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