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巨乳美女王国、3人のお姫様
官能リレー小説 - ファンタジー系

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巨乳美女王国、3人のお姫様 85

「男の子だといいわね」
「君が教育係になるのかい?」
「うふふ、人作りも国づくりに通じるのよ」
ミユキはまだ確定したわけでもないのに、僕を父親のような目で見た。
「レイジ殿」
「ビアンカ」
旅支度をしていると、ビアンカがアジトに来た。
ガッディール人は女性でも騎馬と思っていたが、なんと馬車だった。贅を尽くした作りで、この国の貴族並だ。
僕達も駅馬車を手配し、工房都市へと向かう。
「凄い馬車だね」

僕はミユキの膝の上で、彼女の乳をしゃぶりながら言う。
こっちの馬車で僕とミユキは裸でこうやっていて、ビアンカの方は20歳だと言う長女と共に馬車に乗っている。

「ええ、私の一存で彼女に寄贈したの」
「いいのかい?、武器と言い馬車と言い、機密とか大丈夫?」

まぁミユキだからその辺は考えてるだろうけど、僕も理由が知りたい。

「ええ・・・まず武器だけど、ガッディールは騎兵が主力だから銃は売らないわ・・・売るのは重装騎兵に必要な人馬の鎧と剣や槍や弓ね」
「そうなんだ、まるで中世の騎士みたいだね」

ミユキによるとガッディールの軍隊は軽装騎兵が主力。
それでも歩兵主力のこの国だと圧倒的な脅威だ。
ただ、同じ騎兵なら騎馬の優位性が無いから装備力がモノを言う訳で、ミユキがビアンカに売るのは人馬が装着するプレートメイルや鋼で鍛造した剣や槍、そして複数の材料で組み上げられた合成弓らしい。

「弓はガッディールの弓矢より射程が長くて強力・・・しかも向こうの弓は鎧で防げるわ・・・更に槍や剣は向こうより硬くて軽いの・・・機動力は劣っても正面のぶつかり合いは圧倒できるわね」

彼女のその説明に僕は当然の疑問をぶつけてみる。

「そんな強力な軍隊にして、裏切られたら脅威じゃない?」
「大丈夫よ、鉄砲は鎧貫通する威力だから・・・それに騎兵で鉄砲の運用なんてまだ難しい段階だし、それこそ向こうで歩兵の運用なんてノウハウ無いみたいだし、時間がかかりすぎてこちらも対処できるもの」

つまり、売っていいものしか売らないと言う事みたいだ。

「馬車もそうよ・・・2年もすれば汽車での輸送や汽船での輸送が可能になるわ・・・まだ自動車や戦車は無理でも移動手段は劇的に変わるわ」
「ああ、馬車も時代遅れになるからいいんだね」

結構納得できた。
これでこちらがガッディール本隊を戦場で撃破して、ビアンカがクーデターを起こせばいい訳だ。
そして不戦同盟でも結べば外敵に襲われる心配はなくなる。

「流石だね、ミユキ」
「ふふ、ご褒美はエッチしてくれたらいいわよ」

裸で抱き合う僕達。
馬車の適度な揺れが心地よい。

「ならミユキも妻として沢山子供産んで貰わないと」
「もう妊娠してるかもね・・・それにママを犯してくれるようないい息子は産みたいわ」

満更でも無さそうに抱きしめてくるミユキ。
改めていい女だと思うし、彼女に子供を産んで貰いたいと思った。

とりあえず裸なんだしするつもりだけど、ビアンカとその娘が来てるから体力は残しておかないとね。

「久し振りに2人きりで楽しめるわね」
「ただ、アルルとメルルには気の毒な気もするけどね」
「仕方無いわよ、あの2人はあくまでレイジの護衛なんだから」
アルルとメルルは、それぞれ馬に乗って馬車を警護している。豪華な馬車2台が目立った護衛も無しに移動していたら賊の襲撃とかがあるかもしれないからだ。徒歩ならまだしも馬車移動ともなれば、ミユキの手の者が密かに目立たず護衛するというのも難しい。
「下手をしたらビアンカに守ってもらうなんて事態になりかねないもの」
「それは流石に洒落にならないね」
まあ、後でフォローすれば良いか。

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