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なりゆきでアイテム屋の経営者になった話
官能リレー小説 - ファンタジー系

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なりゆきでアイテム屋の経営者になった話 6

お腹の中にヒンヤリと冷たくて意外とズッシリとした何かが居るというのは正直あまり良い気持ちではない。
外側から見ると私のお腹は妊婦さんみたいにポッコリと膨らんでいる。
「よかったな。女の中に住みついたスライムは精液を餌にするから妊娠を防いでくれる。さらにだ。ロゼッタ、Hなことを考えてみろ。」
「Hなことって。」
すると彼女の腹のふくらみがへこみ、代わりに膣内に感触があって。
「濡れるとスライムは愛液を吸おうと体の一部を膣内に伸ばして。
「あ、ああん!」
「ペニスみたいに膣内でずちゅずちゅと動いて宿主の女を気持ちよくしてくれるんだ。」
確かにある意味便利だが、これでは冒険にならない。
「ちょっと、こんなんじゃ歩く事も出来ないよ」
なれない感触にロゼッタは悲鳴を上げる。
このままだとロゼッタの悲鳴を聞きつけモンスター達がやってくるかもしれない。
ルイも頭を痛めるが良い方法が思いつかない。
いや、方法はあるにはあるのだが、これをするとロゼッタの体にとんでもない後遺症を残す事になる。

「とりあえず落ち着けよ、このままだと……」

ルイはロゼッタを落ち着かせようとしたが遅かった。

「このいい加減にしなさいよ」

といってロゼッタは自分の腹をパンと平手で叩いてしまったのだ。
その瞬間、スライムは胎内でショック死してしまう。
死ぬと同時にスライムの体が溶け出し、ロゼッタの子宮に同化しはじめる。
「あつい、何かおなかがあついよ……」

おなかを抱えてうずくまるロゼッタ。

スライムの死骸はロゼッタの胎内の細胞を侵し別の物へと変えていく。
さらに子宮だけでなく卵管にも進入し、その奥の卵巣もつくりかえて行く。
時間にして5分、だがそれだけでロゼッタの生殖機能はスライムの死骸によって人ならざるものに変ってしまった。

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