魔物使い 5
「これは媚薬だよ」
聞いてもいないのに、向こうから説明してきた。自分のアイディアにそうとう自信があるようだ。
「動物には性欲があるよなぁ。それは魔物にも当てはまる。それを弄ってやれば調教は簡単だ。だが魔物は精力絶倫で、強靭な精神を持ち、性欲での調教は無理と言われてきた」
液体が全て注がれ終わり、空になった瓶をしまって、魔物の戒めを解いた。
「しかし私は考えた。淫魔の体液から魔物専用の媚薬が作れないか、と。それを使い調教できないか、と。そして作った。今日はその実験だ」
魔物が俺に突っ込んできた。魔物の眼に理性は無かった。
「オスゥ! おち〇ぽぉ!」
魔物が太い手足を使い、俺を押し倒した。魔物の生臭い口が開き、長い舌が俺の口へと侵入してくる。
口を犯されている間に、服は引き裂かれ、股間の肉棒を乱暴にしごかれる。
「早く、じゅぶ……勃起させろ、オス、じゅぶ……」
俺は口の中を犯されて、次第に意識が朦朧としてきた。最初は嫌悪感で嫌だったが、今では痺れる感覚が頭を重くしていた。
狼顔の大女に童貞を奪われようというのに、勃起する肉棒は歓喜に撃ち震えていた。
どうにかならないかと周囲を見回す。
あいつはもう居なくなっているようだった。気配すら残っていない。
「うわ、俺を置き去りにしやがったな。なんて奴だよ」
しかしこんな光景を見せ物みたいにじっと見られるよりかはマシか…。
本当はもっと素敵な娘を相手に捨てたかったんだが、コイツとヤらないと出してもらえなさそうだ。
そうこうしてるうちに、ヴォアウルフの大女の濡れマンコが、俺のを飲み込んでいた。
「ハフゥ!オスっ!アハァっ!」
大柄な身体を揺らせ、ついでによく見るとデカパイも揺らせ、一方的に腰を振っている。