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おてんば姫、ファニーの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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おてんば姫、ファニーの冒険 77

周りには他の盗賊の生き残りが数人縛り上げられていてその周りにはティーエたち4人が監視していた。
エヴァンスを捕まえたところで他の4人もほぼ掃討を終えて合流したのだ。
ファニー捕らわる!
この知らせは全員を殺気立たせていた。アンナに至ってはむざむざ姫を敵手にゆだねたライズにも怒りの視線を向けていた。
ティーエは冷静に振舞ってはいたが、その目はかなり危険だった。
そして恐ろしく冷たい声でエヴァンスへと言い放つ。
「先に言っておきますが、もし自白に嘘があった場合は即時あなたを殺して他の手下に問います。」
ライズが尋問をしている頃、ガーブ達は船に引き上げられた
ファニー達はそれぞれ座らないと入っていられない小さな檻に入れられ金属性の首輪をつけられ鎖で繋がれた
ガーブと漕ぎ手は船長室で肉と酒を振る舞われてた
「最初正面から襲撃だって声でよ、そしたらあちこちで奇襲だって」
「そしたら仲間が剣突きつけられて」
「そしたら女が罠にかかって…」
自分達の根城が追い詰められたふがいなさは棚に上げ
罠に掛かり、卵を産みつけられたファニー達を間抜けな冒険者とあざ笑った
船長はゆっくりしてくれと二人を労い部屋を出た
船長は側近に言う
「すぐに船を出せ」
「二人は?」
「跡を残すな。地に足の着かない山賊は不要」
側近は命令を各方面に伝え、船が碇を上げる
ガーブ達が異変を感じ、動き出そうとしたところ、捕らえられ、船長室から引きずり出された
帆に風をはらませて走り出す船
ガーブ達はどういうことだと食ってかかるが、海賊達はゲラゲラ笑いながら引き立てる
その先は甲板で、ボコボコにいびつに凹み血で磨かれ黒光りする厚い板と大鉈を肩に担いだ大男が待っていた
ガーブ達は顔をひきつらせた
ギャアアアアーーーー
つんざくような悲鳴が響き、ザブンザブンと海原に何かが落ちる音がした。
そして何事もなかったかのように、船は進み始めた。
側近は船長にこれからの行き先を尋ねた。
「ルーグ港に向かう、あそこの奴隷市なら後腐れ無く売ることができる。それとあの戦士の嬢ちゃんをカリンカに診察させろ」

「うう・・・く、苦しいよ」
ファニーは狭い檻の中でお腹を抱えて苦しんでいた。
お腹に中にたっぷりと仕込まれた卵が、内蔵を圧迫しているのだ。
横になりたくても、そんな空間などどこにもなく、ただうずくまるしかなかった。
そンなファニー近づく者がいた。
「大丈夫ですか」
ファニーが顔を上げると、そこには水夫服の男が二人と、一人の女性がいた。
女性は海賊船に似つかわしくない、優しい雰囲気をかもしだしていた。
ただ服が替わっている。
白い白衣の下に、赤いビキニの水着を着ているのだ。
「こんばんわお嬢さん、私の名はカリンカ、この船の船医です」
水夫は鍵をはずしてファニーを解放した。
ファニーは抵抗しようとしたが、しびれ毒が未だ抜けず、されるがままだ。
「私をどこへ連れていくの」
「心配しないで、診察するだけよ」
そう言ってカリンカはニッコリ微笑んだが、何か含みがある笑顔だ。
ファニーは連れてこられた医務室のベッドに、うつ伏せに寝かされた。
そしてカリンカは手を消毒すると、ファニーのアナルに指をかけ、グイと割り広げた。
「な、なにすんの」
「うふふ、きれいな穴ね、ぜんぜん使ってないわね」

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