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おてんば姫、ファニーの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

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おてんば姫、ファニーの冒険 5

「周辺諸国はエスカルドが占領された時、何もしませんでした。それはエスカルドが大国として他の国々をたびたび侵略してたせいでもあり、また自分の国さえ無事ならそれでいいという無責任な考えが当時は支配的だったからです」

「グリンデは最初の10年間は大人しくしてましたが、やがて侵略の手を、南の国々へと伸ばしました」
「周辺諸国はあっとゆうまに占拠され、人々は奴隷とされました」
「抵抗を示した国もありましたが、ほとんど蟷螂の斧でした。人々が絶望したとき、一人の英雄が現れました。それが英雄王レーンでした。レーン王は対グリンデ連合を作りました。連合にはエルフやドワーフなどの人間以外の種族も参加しました」

「連合軍は、トゥルーズの平原でグリンデ軍とぶつかりました」
「一進一退の攻防が続きましたが、最後には勝利することができました」
「しかし犠牲も大きく、参加した兵の4割が戦死しました。そして王太子も・・・」

だが、ファニーはとうの昔に、夢の国へと旅立っていた。
「どうやら長話がすぎたようですね」
ティーエは静かにほほえむと、薪を火にくべた。

それから二週間後、一行はフォレントに到着した。
港街の入り口では兵隊達が物々しい格好で待ち構えていた。
「グリンデ信者が街に邪神像を持ち込もうとしているとの情報があり、検問を開いている。どうか協力を。」
そう言うと門番は急きょ拵えた検査室のテントの入り口を開いた。男用と女用に分かれている。
ファニーとアンナはテントに入ると荷物を広げた。
女の検査官は着替えから剣の鞘の中まで確認した。
「荷物は問題ありません。では、服を脱いでその台に仰向けで寝てください。」
「え?」
「被服の中と体もします。」
「ちょっと、そんな…。」
「受けていただけ無いなら街には入れられません。」
検査官は有無を言わせぬ口調で言い放った。
ファニー達は渋々従った。
ファニーは羞恥心をこらえて寝台に寝そべった。
ファニーの体は華奢な体つきだったが、、出るべきところは出て、引っ込むところは引っ込んでいた。
乳房は小降りだが形よく、寝そべってもつんと上向き、ピンク色のつつしまやかな乳首が可愛らしかった。

「それでは足を広げてください」
「何ですって」
「では、街にはいることを許可することはできません」
「わかりました、それならしっかり見てください」
ファニーは観念して足を広げた。
ファニーの秘所はきれいな縦筋で、ほんのりと金髪の恥毛が生えていた。
「失礼します」
女性検査官は、ファニーのそこを指を使って広げた。
くちゅ・・・
その瞬間、ファニーは顔をしかめたが、何とか耐えしのいだ。
「奇麗な色ですね、形も全く崩れてないし、どうやら邪心像はないようですね」
「では、二人とも台の上で屈んで。」
「え?」
検査官はバケツと大人の腕くらいの太さの注射器を持ってきた。
「まさか…」
「そのまさか。お尻はアソコより隠しやすく調べにくいからね。受けるの?受けないの?」
「うぐぐ…」
ファニーが呻いているとアンナは屈んだ。
「ひ、嬢様。仕方がありません。」
「むう、(仕方が無い)か。私の嫌いな言葉だが。」
ファニーはアンナと並んでお尻を突き出した。
バケツの中に入れられた温い液体が注射器を使ってお尻に注入された。
「はうううう」
「うぐぐぐぐ」
「まだ出しちゃ駄目よ。あ、出すのはその水路で出してね。くれぐれも地面に出さないでね。」
テントの中に小川が引かれていた。二人は覗き込むと、そこには小魚が“エサ”待ちわびて口をパクパクさせていた。
ようやく出す事を許され、小川の水で下肢を洗っていると
「あと、二回よ」
「「ええ〜〜!?」」
二人は気付いていなかった。テントに無数の穴が開いていて、裏の休憩室になってるテントから兵隊達が覗いている事を

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