PiPi's World 投稿小説

おてんば姫、ファニーの冒険
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 117
 119
の最後へ

おてんば姫、ファニーの冒険 119

「おいよせ、やめろって」
ファニーの予想以上に巧みな舌使いに、たちまち勃起してしまうライズ。
(思ってたより小さいわね)
ファニーはライズのペニスを見てそう思った。
ファニーが最初に見たペニスはモンスターの物であった。
その後も山のヌシやマモンのものなどモンスターのペニスばかり見てたので、それが平均の大きさだと思い込んでしまったのだ。
ライズのペニスも十分に大きいのだが、モンスターのに比べると小さく感じてしまう。
唾を吐き出し、小さな口で一生懸命に奉仕するファニー。
「うむ、あむ、むぐ、ぷふぁ」
「姫さん・・・・・・」
一生懸命奉仕するファニーを見て、次第にライズのほうも抵抗を止め、ファニーのされるがままになってゆく。
そしてとうとう我慢の限界を超えようとしていった。
「姫さんもう放してくれ、で、出ちまう」
「ひひの、こにょままだしちぇ(いいの、このまま出して)」
「このままって、うう、もうでちまう」
ライズは込みあがった情欲に身を任せ、そのままファニーの口の中に射精してしまう。
「うむうううう」
ファニーはライズの出された精液を、一滴も漏らすまいと口をすぼめ喉を鳴らし飲み込んでゆく。

射精が終わり、口の中の精液をすべて飲み干したあと、ようやくファニーはライズのペニスから口を放す。
「ありがとうライズ。おかげで助かったわ」
「はぁ……そうですか」
御礼を言われても、ライズとしては返す言葉もなかった。
発作のほうもどうやらおさまったらしい。
今回は子宮の精液を入れなくても大丈夫そうだ。
二人して身支度を整えると、ようやく落ち着いて話す準備ができた。
「それにしても姫さん、さっきはどうして……」
「あれは、その、喉が渇いちゃって、それで仕方なく」
(喉が渇いたからって、普通あんな事するか)
色々と聞きたいことがあったが、今日はとりあえず黙っていることにした。
(あとでティーエとも相談したほうがよさそうだな)
ファニーのほうも色々と聞きたいことがあったが、とりあえずアリーナであった黒衣の男について聞いてみた。
「ねえライズ、あのアリーナ通路であった男は何者なの。ダス・ライヒかと思ったら違うみたいだし。それに……」
ライズに似ていたしと続けようと思ったが、なぜか言葉が出なかった。
ファニーの質問に、ライズは宙を見つめながら黙り込んでしまった。
しばらくして出た答えが。
「あの男はダス・ライヒの弟子だ。俺とは何の関係もない」
その一言だけだった。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す