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ブラスター
官能リレー小説 - ファンタジー系

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ブラスター 1

ここはとある海賊船。その甲板の上にいるのは一人の少年と少年を囲む武器を持った数人の海賊。その少年は取り囲む海賊達にこう言った。

「すいませ〜ん。ここ、一体何処なんですか・・・?」


みなさんこんにちは、僕の名前は秋山恵吾、18才。運動勉強至って普通。顔だけが取り柄の大学生さ。
さて、自己紹介はこの辺にしといて、僕がこの10分間の間に起きた出来事を説明しようと思う。
そうそう、あれは確か大学の講義が終わって家に帰ってる時だ。その日は生憎の曇り空。「なんかやな予感がするな・・・」なんて呟きながら少し急ぎ足で帰っていたわけだ。すると、何処からともなく声が聞こえたんだ。
「・・・・・なて・・」
「だ、誰だ!?」
俺は辺りを見渡した。勿論周りには誰もいない。そしたらまた声が聞こえた。さっきよりもしっかりと、そして力強く。
「世界を、運命を解き放て!」
その声が聞こえた瞬間、俺に物凄い衝撃と閃光が襲って来たんだ。
そして衝撃と閃光が治まったら、今の現状になったてわけ。
海賊A「あぁ!?ここは何処だって!?」
海賊B「何言ってやがるこいつ?」
海賊C「てかテメェ何処からきやがった!」
海賊D「返答しだいじゃどうなるかわかんねぇぞコラァ!」


こ、コイツラ話通じてねぇー!ん?でも一応言葉は通じてるよな・・・。って違う違う。まずは此処どこか調べないと。
てか俺凄くね?ワープしちゃったよワープ。何これボ○ンジャ○プ?俺ってA級ジャ○パー?やばいよこの文面で最近作者が何にはまってるか丸分かりじゃん。あぁ俺余裕あるなーってかパニクってるなー。

・・・・・・・・・・・

気が付けば俺は牢屋の中に入っていた。そりゃそうだ。さっきの俺はただの変態だからな・・・。
「マジどこだよ此処・・・。生きて帰るのか?てか明らかに海賊だよな、さっきの人達。・・・もう考えるの止めよ。」

恵吾が思考を放棄してから数時間後、一人の青年が入って来た。

「よう。お前さんかい?俺の船に勝手に入り込んだ野郎って奴は。」
・・・・・・ん?俺の船?って事は・・・
「もしかして、アンタ船長さん?」
すると青年は感心した様子で、
「応、正解だ。流石は俺の船に忍び込んだだけの事はあるな。対した洞察力だ」
何故か嬉しそうに言う青年、もとい船長さん。

「あー、出来れば船長って呼ぶよりも尊敬の意を込めてキャプテンと呼んでくれたまえ!」

・・・この人ホントに海賊の船長なのか?まあ、いいや。
「分かりました、キャプテンさん」
「そうそう、キャプテン、いい響きだなぁ〜」
悦に入っちゃったよこの人・・・。

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