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遊んでそうなのは見た目だけっ!
官能リレー小説 - 学園物

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遊んでそうなのは見た目だけっ! 2

「おっ、おっおいっ、マリナ、何言ってんだよ…」
焦るワタル。あちこちをキョロキョロして、周りの目を気にしている。
ここはファーストフードのお店の中。奥の方の席にいるけど、あたしたち以外にお客さんがいないわけでもない。

「高校生にもなったらこのくらいする子っているんじゃないの?ワタルも触りたいなーって思ってたんじゃないの?」
「そ、それは…」

誤魔化そうったって、そうはいきません。ずっと一緒だったから、互いの感情は読み取れる。
それに運動で高まった精力で、ムラムラするのはあたしもだから……
Cまでは無理でもキスや触りっこなら、こっそり出来るかもよ?

「や、やっぱりダメだろ。学校の連中に見つかったら、噂が事実だと思われるぞ?」
うん、やっぱりワタルは優しいね。
確かに噂や見た目で判断する人たちはあたしが男とイチャついてただけで、誰にでも股を開くビッチだって言いそう。
でもね? ワタル……

「……そんなの気にしないでいいよ。有象無象が誤解しても、みんなはワタルとあたしのこと分かってくれてるもん……」
地元からの親友たちなら、あたしがワタルに抱いてる感情に気付いてると思うし。
もしもイチャついてるのを見られても、ついに一線越えたかぁ。って言いそうだし。
「誰が何と言おうと、あたしはワタルのことが大好きなんだもん…」
そう囁きながらあたしはワタルに身体を傾け、くっついていく。
ワタルはさらに焦って周りを気にしている。
今はその反応がすごく可愛い。

「マリナ…」
「うん」
「俺も、好きだ」
「うんうんっ、嬉しいっ!」
ワタルの両手があたしの胸をむんずと掴んだ。

「んぅっ……んぁっ……」
痛みはほとんど無いけど、くすぐったいようなムズムズするような感じ……
あんまり自分でオッパイ弄らなかったからかなぁ?

それでも必死な顔であたしのオッパイを揉んでるワタルを見てると、ドキドキして胸の奥がキュンってする。
鼓動が伝わっちゃってるかな? そんなに楽しいのかな?
思わずワタルの頭を撫でちゃってると、ムズムズが大きくなって少し気持ち良い……かも。
「はぁっ……ワタルゥ……気に入った?」
「ん、あぁ……マリナのオッパイ、なんかスゲェ」

そのまま昼休みギリギリまで揉まれちゃったから、2人で走るはめになっちゃった!
まぁ、最後にキスしてくれたから……許しちゃったけどね。
その日はいつも通り、待ち合わせしてワタルの家に一緒に帰りました。
あたしたちが大きくなったからママたちもパートとか始めて、夕食は2人で食べてるからです。

料理と、その準備は2人で分担してやります。
初めての時はいろいろ大変で、でき合わせのものだったりレンジでチンするだけのものだったりしたけどいろいろ特訓して、立派に料理もできるようになりました!ママにも教えてもらったからね!

因みに家族構成ですが、あたしは一人っ子。ワタルにはお兄さんが2人いるけどお2人とも今は実家を離れています。

今日は私が料理する番。
野菜を切って、お肉と一緒に炒めます。

「なんかこうしてると、新婚夫婦みたいだね」
「今日のマリナ、なんかちょっと違うな」

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