朝、目が覚めると……… 91
「真由・・・本当にいいのか?」
念のためもう一度、真由に聞いてみた。
真由にしてみれば、やりきれない気持ちだと思う。
ここは、はっきりとすべきだ。
「帝さんがいいなら、私は構いません。あっちゃん、一緒に気持ち良くなろうね。」
「うん。まぁちゃんも来て。みーくん、あずさをお願い。」
真由は着ていた服を脱ぎ始め、梓はベッドに横たわり目を瞑っている。
「梓、じゃぁ・・・いくよ。」
俺は梓にそっとキスをすると、そのまま体を覆い被さっていった。
唇に触れるだけのキスから、徐々に激しいキスをする。
梓は、息が苦しくなったのか、唇を少し開けてきた。
素早く舌を絡めると、梓も舌を絡めてきた。
ぴちゃ、ぴちゃ、
イヤラシイ音がする。
ふと真由をみると、息が荒く顔が真っ赤だ。
興奮しているのだろう、両足を擦りつけ、手を股間に置いている。
「真由、こっちに来て」
俺は真由を抱き寄せ、キスをする。
俺と梓のキスを見て、興奮していた真由は、自分から舌を絡めてきた。
俺はそのまま、真由をベットにゆっくりたおし、梓の横に並べた。
「あっちゃん……」
「まぁちゃん……」
真由と梓は見詰め合って、ゆっくりとお互いの身体を絡め合う。
そして、唇を重ね合う軽いキス……軽く唇をついばみ合うと、今度はお互いの舌を絡め合う深い口付けを交わした。
ピチャピチャと卑猥な音を立ててお互いの唇を貪る真由と梓。相当回数を重ねて慣れた行為である事が見て取れる。
俺が思ってる以上に2人の仲は深いようだった。
真由は唇を梓から離すと、うなじから首筋へと唇を移動させる。
「ふふっ……あっちゃんこの辺弱かったね……」
微笑みながら舌を這わす真由、梓は鼻にかかった甘い声をあげて悶える。
ちらりと俺を見る真由の様子から、真由が梓の性感帯を教えてくれてるように思えた。
舌を動かしながらも、真由の手は梓の暴力的な膨らみに到達し、ゆっくりとこね回していく。
美少女2人のそんな絡みは官能的すぎて、俺の愚息は待ちきれないと俺を急かしていた。
「帝さん……あっちゃんって、普段子供っぽいけど……凄くエッチでしょ……」
「ああんっ!……まぁちゃん、言わないでよぉ〜……」
梓の切なげな声に真由は口元に手を当てて笑っている。
真由のやつ、こんなに積極的な子だったとは、知らなかったなぁ。昨日、俺とエッチした時とは違った真由を見たような気がする。
真由は梓の胸をこね回しつつ、股間に手当てる。かすかにくちゃりという音がした。
「ふふっあっちゃんったら。そんな事を言っても、こんなにお汁をだしているじゃない」
「あふっあんっ。まぁちゃん、恥ずかしいよぉ〜」
ゆっくりと真由は梓の体を引き寄せ、股間にある手を早める。淫らな音が聞こえてくるたびに、俺の愚息がぴくぴくと反応していった。