PiPi's World 投稿小説

ブルマ部
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

ブルマ部 1

私の名前は中川唯。高校生になったばかりの女の子。私は今、密かな決意を固めていた。
  
(デビューするんだ。私は、この高校でデビューするんだ!今まで、女子にはパシリにされ、男子には相手にもされなかった私。でも、そんな中学時代の私の姿を知っている人は誰もいない!今日、私は生まれかわるんだっ!)
そして、私が高校に入ると、色んな部活の紹介があった。
バトミントン部、バレーボール部、吹奏楽部等色んな部活が紹介されていた。
しかし、私には到底無理なものばかりだった...。
その後も私は新たな勧誘の波を避け、人気のない校庭のスミっこへ逃れた。
己のあまりの情けなさに、涙がこぼれそうだ。
(無理よ!私なんかがそう簡単に生まれかわれる訳ないわよ…!)
  
そして、私がふと顔を上げた時、倉庫のような建物の壁に掛けられた、
縦長の看板の文字が飛び込んできた。どうやらココは部室みたいだけど。
…『ブルマ部…?』…何よそれ???

固まってしまった私に、後ろから声を掛けて来る女がいた。
「ねぇ、君…。ここへ何しに来たの?」
その声に私が振り向くと、体操服にブルマー姿の女子生徒が2人いた。
2人ともそれなりに美少女だ。しかも、2人の体操服のネームプレートに「1ーB 川野」、「1ーB 風間」って、書いてあった。

「いや、私、たまたまここへ来ただけで...。」
「ふ〜ん、で、君の名前は?」
「中川唯。あなた達は?」
「私は川野友美。ブルマ部の部長を務めてます♪私の事はともっちって、呼んでね♪」
「私の名前は風間智美。私の事はともみんって、呼んでね♪」
「は、はあ」
私は苦笑するしかなかった。
何でこの二人はブルマーを穿いてるだろ?ウチの高校はハーパンなはずだけど…。
「あなた一年生?」
「は、はい」
「部活決まってないならブルマ部に入部しない?」
「えっ!?」
風間さんの誘いに驚いた。
「うんうん、それがいいわよ。これも何かの縁よ。まだ私達二人しかいないのよ」
今度は部長の川野さんが誘ってくる。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す