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友達以上=X X X…?
官能リレー小説 - 学園物

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友達以上=X X X…? 12


「あ…っ…ちょ…れい…っ」
椿ちゃんの甘い声。
ふと横を見ると、恭が俯いていた。
「恭…?」
「なぁ…優衣…」
「何よ…改まって…」
二人の間にちょっとした緊張が走った。
「ここで…シテいい?」
「んなっ!!な…なに言って…ちょ…っ」
私の抵抗をよそに、恭は服の上から胸を触る。
「や…だぁ…」
本当に恭が怖くて…
私の瞳からはいつの間にか涙が溢れていた。
「ご…ごめん…優衣…ごめんな…?」
そう言って恭は私を優しく抱きしめた。
「えっ!?」
その瞬間…怖かったはずの私の心が暖かい物に包まれた。
「恭…」
私は瞳をギュッと瞑ると恭にしがみついた。

「暗くなるまで…こうしていて…」
私は恭の耳元で囁いた。
「ゆ…優衣…」
恭…ちょっと戸惑ってるみたい。
「暗くなたら…いいから…」
「えっ!?」
「して…いいから…」

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