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友達以上=X X X…?
官能リレー小説 - 学園物

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友達以上=X X X…? 2

私の家の近くのコンビニで待ち合わせをしていて、今は午前9時57分。
10時待ち合わせだから…と思ってきたら、もうそこには恭がいた。
「え、恭早くない?」
「や…俺から誘ったんだし…」
な…なんて律儀な…
「いい人だね、ほんと。」
「何言ってんの。今気付いたのかよ(笑)
さー、行くよ」
恭はそう言うと、私をホテルへと連れて行った。


「ねぇ、恭?」
「ん?」
「ラブホじゃないよ?ここ。」
「そうだよ?」
「なんで?」
「だっておまえ、エロい事とか言ったりするけど…初めてだろ?」
恭は優しく続けた。
「初めてがラブホじゃ嫌かと思って。
それに、あんなメールしたけど、無理やりさっさとなんてしないよ。」

恭の優しさに涙が出そうだった。
「此処を予約すんのに…バイト頑張ったんだぜ」恭はおどけて片目を瞑った。
「恭…ありがとぅ…」
「惚れた?」
「ばか(笑)」
「…心の準備、しといてな。」
恭は私の頭をクシャっと撫でて、バスルームの方へ行った。
恭は初めてじゃないのかな……何か私だけ舞い上がってるかも……。

そんな事を考えていると恭がシャワーから出てきた。
「ゆいはシャワー入る?それとも俺と一緒が良かった?」
恭は子供みたいに無邪気に笑った。

「何言ってんの…もぅ入ってくるから」

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