俺様生徒会長?! 1
私の名前は風並椿(かぜなみつばき)16歳。
「1-E組風並椿サン至急生徒会室まで来て下さい。」
私のお昼は毎日この放送から始まる。友達から羨ましぃとかいいなぁなどと言われながら生徒会室へと向かう。
彼の本当の姿を知らないからあんな事が言えるんだよ。彼と言うのは凌華怜(りょうかれい)この凌華学園の理事長の孫であり、生徒会長である。表向きは成績優秀、容姿端麗、運動神経抜群、まさに絵に書いた様な少年だ。私と怜君の関係は私が怜君の奴隷?パシリ?みたいな事を毎日やらされている。私は生徒会室へ着き深呼吸をして入る。
「しつれーしまー…」
「遅い」
私が言い終わらないうちに文句言いやがった
「すいませんね。これでも生徒会長サマのために急いだんですよ。」
私は悪態をついた。
「へぇー…生徒会長サマのためにねー…」
彼が妖艶に笑ったのに気付いた私は、思わず後ずさった。
「や、あの、ごめんなさ…」
私の言葉をさえぎって軽いキスをしてきた。
「じゃあ…その生徒会長サマのために尽くしてもらおうか。…ね、椿?」
怜のこれ以上ないってくらい楽しそうで、これ以上ないってくらい意地悪な笑み。
…あれ…私、期待してる…?
「おいで、椿」
私は何も言わずに怜の側に言った。
「椿にはちょっとお仕置きが必要だよね?」
「お仕置きって……」
私が後ずさりをしよぅとしたら腕を掴まれ濃厚なキスをされ、怜の唇は次第に首へ下がっていった。
「あっ…首はやめて…」「あれ椿は首弱いんだっけ?感じるの?次は何して欲しぃ?」
怜は笑いながら問いかけてきた。
「知ってるくせに…」
「何して欲しぃかちゃんと言わないと分からないぞ?」
「意地悪……」
「ん?椿が苛めて欲しそぅな顔するからだろ」
そぅ言いながら怜はまたキスをしてきた。
そんな時チャイムが鳴った。
「もぅこんな時間か。椿が遅かったからだな。」
「ごめんなさい………」
「まぁいい。罰としてこれ放課後まで入れとくか。」
そぅ言いながら怜は机の引き出しからローターを取り出した。
「えっ…ちょっとまっ…」
怜は私が言い終わる前に素早く挿入してきた。
「よし。椿教室戻らなくていいのか?」