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復讐〜男尊女卑へ〜
官能リレー小説 - 学園物

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復讐〜男尊女卑へ〜 2




【コマ犬】

メールを送って数分後、教室に中村詩織が入ってきた。
「な、なに?」
詩織は、躊躇いながらチラチラと雄也の方を伺う。
「『まさか』と思ってるだろ」
雄也は口を歪めた。

雄也と詩織とは中学の時同じクラスで、彼女は主に男子からイジメにあっていた。
雄也はそんな子供じみた事に興味はなかったので、イジメグループには入っていなかった。しかし話しかけにくかったのも確かである。

詩織は男性恐怖症に近い爪痕を残され、女子校に進学したはずだったつもりが、共学になってしまい、雄也と同じクラスになってしまったのだ。

「少しイメチェンしたんだな。でも、お前の中学3年間をバラしたらどうなんだろ」
「やめて…それだけは………」
「恥ずかしい事たくさんさせられてたもんなぁ?」
詩織は俯いて長いストレートの髪で顔を隠した。
「何が…何をしたらいいの………?」
「流石にイジメられてただけあって、察しがいいな」
雄也は加虐心に身を震わせた。
「奴隷になれ」
詩織は身を一瞬固める。
「なぁに、あいつら(イジメてた奴ら)みたいなことはしないさ」
「じゃあ、何?奴隷ってどんな事するの?」
「性欲処理だ」
詩織は目を見開いた。
「いや!わけわかんない!」
「お前は高校3年間も棒に振る気か?」
「……………」
雄也は勝ち誇ったように腕を組んだ。
「ほら、『私は牝犬です。性欲処理にご使用ください』って言ってみろ」
「そんな…」
「おらぁっ!」
雄也は詩織の髪を掴むと、机に顔を押し付けた。

「早くっ!」
「わ、私は、牝犬っです………性欲、処理、に、ご使用ください……」
詩織はそう口走った。
「ふんっ、ところでお前。俺はお前をいじめてなかったから何処までかは知らないが・・・お前は処女か?」

俺の知る限りじゃ制服を切られて体育着で帰らされたり、物を隠されたり、スカートを極短にされたりしていた。
裏じゃ何をされてたかは知らないが、まぁあの連中がこいつを犯したとは考えにくい。チキンだしな。

「えっ!?あっ、はい・・・まだ、その・・・しょ、処女です。」

・・・思ったとおりか、良い。俺には汚れた女を犯す趣味は無いからな。

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